子どもデボーション
9月 29日〜 10月 5日

 

チャレンジ・ダ・バイブル
 秋分の日をすぎて、だんだんすずしくなってきます。みなさんの住んでいる地方はどうですか。読書の秋がやってきます。聖書を読むにも最高のきせつです。がんばりましょう。
 今週からアブラハムの物語に続いて、アブラハムの子イサク、そしてその子ヤコブの物語が始まります。


九月二九日(日)創世記二五19〜26
 ふしぎな神様のみちびきの中でけっこんしたイサクとリベカでしたが、二人にはなかなか子どもが生まれませんでした。けれども子どもがいないと、神様がアブラハムにおっしゃた「あなたのしそんは空の星のようにたくさんになる」とのやくそくは一体どうなるでしょう。
 イサクはおくさんのリベカのためにいのります。あなたは家族のためにいのったことがありますか。
 いのりの中でリベカにふたごの赤ちゃんが生まれました。一人は毛だらけの赤ちゃんでエサウ、もう一人はつるつるの赤ちゃんでヤコブと言いました。神様は弟のヤコブをしゅくふくしようと考えておられました。


九月三十日(月)創世記二五27〜34
 ある日、外でつかれて帰ってきたエサウはヤコブの作っていた料理が食べたくてたまりません。そのころ、お兄さんには二倍のざいさんがあたえられることになっていました。でもエサウはそんなものより、今おいしそうなごちそうが食べたいと言いました。大事なものが何か分からなくなってしまったのです。


十月一日(火)ヘブル一二12〜17
 エサウはたった一ぱいのごちそうと神様の大切なめぐみをとりかえてしまいました。目の前にある、今ほしいもののために本当に大切なものが見えなくなってしまうのはとてもざんねんですね。


十月二日(水)創世記二六1〜11
 イサクのいたその地方にまたききんがありました。エジプトに行ったら食べる物があったかもしれません。けれども神様はイサクにここにとどまれとおっしゃいました。イサクは神様の声にしたがいます。リベカを「妹です」と言ってうそをついたのは、イサクの大きなしっぱいでした。けれどもここでも神はイサクとリベカをあわれんで守ってくださいました。


十月三日(木)創世記二六12〜25
 神様はイサクをゆたかにしゅくふくされました。百倍のものがとれたというのです。アビメレクがうらやむほどでした。ねたんだまわりの人々はいじわるをして、イサクのしもべたちがほった井戸を横取りします。けれどもイサクはあらそうことなく、また、くじけないで新しく井戸をほり続けたのでした。


十月四日(金)創世記二六26〜35
 イサクを追い出したアビメレクでしたが、神様がイサクをしゅくふくしてくださることを見て、もう一度イサクのところにやって来ます。神様のしゅくふくをいっぱいいただいていると、みんなの友だちもきっとあなたに力とめぐみをくださる神様のことを知りたいと思うにちがいありません。


十月五日(土)詩篇一篇
 神様のゆたかなしゅくふくをいただいている人はまるで流れのそばに植えられた木のようで、実をゆたかにむすんでいきます。神様のしゅくふくをいただくためにはわるい生き方からはなれること、そして神様のおきて(私たちにとっては聖書の言葉)をいつも思っていることが大切です。