子どもデボーション
10月27日〜 11月 2日

 

チャレンジ・ダ・バイブル
 ヤコブはおじさんのラバンのところで二十年をすごしました。その間に、ヤコブはけっこんして、子どもがたくさん生まれ、また持ち物もたくさんになりました。さいしょはひとりぼっちでにげるようにおじさんの所に行ったのですが、神様はやくそくを守って、ヤコブといっしょにいて、ヤコブをしゅくふくしてくださったのでした。
 けれどもヤコブにはもう一つどうしてもしなければならないことがありました。お兄さんとなかなおりすることです。でもけんかしていた人となかなおりするってゆう気がいりますね。あなたはどうですか。


十月二七日(日)創世記三一1〜21
 ヤコブの持ち物がどんどんふえていった時に、おじさんのラバンやそのむす子たちはヤコブをねたみ、また悪く思うようになりました。本当は自分が先にずるいことをしたのに、そんなことは関係なしです。けれども神はヤコブに自分の国に帰るようにとおっしゃいます。ヤコブは神にしたがったのでした。お兄さんはまだこわかったのですが、神様がいっしょにいるとおっしゃったからです。


十月二八日(月)創世記三一22〜42
 おじさんのラバンにだまって家族や持ち物をみんなもって出ていったヤコブでしたが、気づいたラバンはすぐに追いかけていきます。けれども神様はゆめの中でラバンに「ヤコブとあらそわないように」と言われます。神様がヤコブとその家族を守ってくださったのです。


十月二九日(火)創世記三一43〜55
 ヤコブはおじさんのラバンといっしょに石をつみ上げて、やくそくをし合います。おたがいに相手に悪いことをしないというやくそくです。神様が守ってくださったので、ヤコブとラバンはいっしょにみんなで食事をして、神様のしゅくふくを祈り合って分かれたのでした。


十月三十日(水)創世記三二1〜12
 ヤコブはお兄さんのいるこきょうに帰っていこうとします。ところがお兄さんが四百人を連れてむかえに来ると聞いてヤコブはこわくなります。ヤコブは、「神様、あなたはこうおっしゃったではありませんか。わたしはこわいのです」と、神様の約束を持ち出して正直にいのるのでした。


十月三一日(木)創世記三二13〜21
 ヤコブはお兄さんのエサウにプレゼントをいっぱい用意します。まずプレゼントが先にとどくようにして、さいごに自分がお兄さんに会おうと考えたのです。プレゼントをたくさん用意したら、きっとお兄さんはゆるしてくれるだろうという作戦でした。神様はこの作戦をよろこばれたでしょうか。


十一月一日(金)創世記三二22〜32
 ヤコブはいろいろな作戦を考えましたが、それでも安心できません。一人ヤボク川をわたらないでのこります。そこに一人の人が来て、ヤコブと朝まですもうをとります。ヤコブはその神のつかいにしがみついて神様のしゅくふくをもとめます。ヤコブは神様にしゅくふくの力を知っていたからです。


十一月二日(土)創世記三三1〜11
 神様のしゅくふくをいただいたヤコブは子どもたちを後ろにまわして、自分が前に行って、エサウに会います。エサウとヤコブはだきあって、二十年ぶりに会えたことをよろこびました。エサウ兄さんはもうおこっていませんでした。ヤコブもどんなにうれしかったことでしょうか。