子どもデボーション
12月 1日〜 12月 7日

 

チャレンジ・ダ・バイブル
 今日から十二月です。今日はアドベント(待降節)の第一の日曜日です。アドベントの日曜日は四回あって、ろうそくを一本ずつふやしていきながら、クリスマスにむかって心をじゅんびし、イエス様のお生まれをかんしゃする時だ。それから、やがてまた帰ってくるとおっしゃったイエス様をいつでもおむかえできるようにじゅんびをするんだね。
 神様はヨセフを守ってくださって、エジプトで総理大臣にしてくださいました。でもヨセフの話はここで終わりません。神様はもっと大きなめぐみをヨセフとその兄弟のためにじゅんびしてくださっていた。さあ今週も聖書を読もう!


十二月一日(日)創世記四二18〜38
 ヨセフが兄弟たちをスパイだと言ってつかまえた時に、兄弟たちは自分たちがむかしヨセフにひどいことをしたからこんなことがおこるのだと互いに言い合いました。悪いことをすると後で心がいたくなります。心がいたいままでいるのはつらいから、それを忘れようとします。大切なのは神様と人におわびすることです。


十二月二日(月)創世記四三1〜15
 ヨセフは兄弟を帰らせる時に、今度は一番下の弟のベニヤミンを連れてくるようにと言いました。ベニヤミンはお父さんヤコブの大事な子どもです。むかしヨセフを売ってしまおうと言ったお兄さんのユダでしたが、今度は自分のせきにんでちゃんと連れて帰るからとお父さんをせっとくしました。


十二月三日(火)創世記四三16〜34
 自分のたった一人の弟がいるのを見たヨセフはうれしくて、なつかしくてたまりません。思わずなみだが出そうになって、あわててへやに入ってないたほどです。神様はヨセフよと共にいてくださって、大変な中でもヨセフを守り、またベニヤミンと会わせてくださったのです。


十二月四日(水)創世記四四1〜17
 ヨセフは最後の大きなテストをします。お兄さんたちがむかしと変わらないか、それとも心のやさしい人になっているかのテストです。ベニヤミンのふくろの中からぎんのさかづきが出てきた時、お兄さんたちがベニヤミンを見すてるか、それとも守ろうとするかのテストでした。


十二月五日(木)創世記四四18〜34
 ヨセフがベニヤミンをどれいにすると言った時に、お兄さんのユダが進み出て、自分がベニヤミンのかわりにどれいになるからベニヤミンを自由にしてくれるようにと一生けんめいおねがいしました。お兄さんたちは弟やお父さんのことを思いやることのできる人になっていたのです。


十二月六日(金)創世記四五1〜15
 「わたしはヨセフです」とヨセフが言った時、兄弟はどんなにびっくりしたことでしょう。仕返しされるかも知れないとこわくなったでしょうか。けれどもヨセフは神様が自分をエジプトにつかわされたのだということが分かっていました。神様が私たちに悪いことをされることはないのです。


十二月七日(土)創世記五十15〜21
 ヨセフは自分の兄弟に言います。「たしかにあなたたちは悪いことをしたけれど、神様はそれをしゅくふくに変えてくださった」。悪い人がいて、あなたを苦しめようとするかも知れません。けれども神様はその「悪」も「良いもの」に変えてしまう力があるのです。