チャレンジ・ダ・バイブル

 さあ新年度がはじまります。新しく進学・進級するみなさん、おめでとうございます。この四月からクラスがえなどで、教会でも学校でも先生が変わったり、友だちと別れなければならなかった人たちもいたでしょうね。でも、だいじょうぶ。神さまはきっとみなさんに新しくすばらしい出会いを与えてくださるでしょう。神様がどんなにすばらしいことを考えていてくださるか、楽しみにして新しい年度を始めましょう。
 さあ、この四月から新しく聖書にチャレンジしようとしている人もいることでしょう。これからちょうせんする人もみんなではげまし合って、チャレンジ・ダ・バイブル!


四月六日(日)マルコ十四27〜31
 イエスさまは「みんな逃げてしまうだろう。私はそして死ぬ。でもよみがえってガリラヤでもう一度会うからね」と言われました。けれどもペテロには自信がありました。他の弟子たちがイエスさまを見捨てても自分は絶対にイエスさまを捨てない。けれども自分だけはだいじょうぶという自信が問題でした。


四月七日(月)ルカ二二14〜23
 イエスさまは十字架にかかる前の夜に、弟子たちと最後の食事をしました。そしてぶどう酒とパンを分け与えて「せいさん式」をされました。教会では今でもイエスさまの十字架を記念して「せいさん式」をします。それはイエスさまの十字架を忘れないため、またイエスさまがもう一度来られる日を待ち望むためです。


四月八日(火)ルカ二二24〜30
 イエスさまはえらい人とはいばって何でも人にさせる人ではなくて、みんなに仕える人だと教えられました。そしてイエスさまも弟子たちに仕えられました。えらくなってください。いばる人ではなくて神さまのため・人のために生きてください。


四月九日(水)ルカ二二31〜34
 イエスさまはペテロが自分を捨てて逃げて行くことも知っておられました。けれどもイエスさまはそんな弱い、それだけでなくて自分の弱さも知らないようなペテロのために祈っていてくださいました。そしてペテロに他の弟子たちをはげますようにとおっしゃったのでした。


四月十日(木)ルカ二二39〜46
 イエスさまはいつものように、いつもの場所にお祈りに行かれました。十字架にかかる前の夜、イエスさまは苦しみ、汗を流して祈られました。イエスさまにとって十字架にかかり、父なる神様に捨てられるということは大変なことだったのです。弟子たちはねていました。けれどもイエスさまは最後まで祈りぬかれました。


四月十一日(金)ルカ二二47〜53
 イエスさまの十二弟子の一人のユダがイエスさまをうらぎりました。イエスさまをつかまえに来たのは、みんなに神様のことを教えていたり、礼拝を助けている人たちなどえらい人たちでした。みんなイエスさまのことが分かっていなかったのです。


四月十二日(土)ルカ二二54〜62
 ペテロはもっと自分は強いと思っていました。けれども、イエスさまを三回知らないと言いました。にわとりが鳴いた時、イエスさまはペテロを見つめられます。イエスさまは大失敗してしまった弱いペテロのことも愛し、心配しておられたのです。あなたも見つめられています。