チャレンジ・ダ・バイブル

 聖書よりマンガを読んでいた方が楽しいし、テレビを見ていた方が楽かも知れないね。でも聖書を読んでいるとみんなの心が元気になる。明るくなる。力がわいてくる。読み続けることが大事だよ。
 でも聖書を読んでいると他のことを考えたり、気になったりしてしまうこともあるかもしれない。大事なことを言おう。それは聖書がみんなの心の栄養になるためにもまず神さまにお祈りをしてから読むことだ。「神さま、これから聖書を読みます。どうぞあなたのことがもっとよく分かって、心に元気がわいてきますように。どうぞ私の心にお話下さい」。聖書を読む前にそんなお祈りをするといいんだよ。


五月十八日(日)ヨハネ二一15〜19
 ペテロは三回、イエスさまを知らないと言ってしまいました。でもイエスさまは三回、「私をあいするか」と聞いてくださって、ペテロにもう一度「私にしたがってきなさい」と声をかけてくださいました。イエスさまはペテロを愛しておられたので、ペテロにも愛してほしかったのです。


五月十九日(月)ヨハネ二一20〜25
 ペテロはほかのお弟子さんのことが気になりました。でもイエスさまは「あの人のことはあなたにかんけいないでしょ。あなたは私にしたがってきなさい」とペテロにおっしゃいました。ほかのだれかではありません。あなたがイエスさまについていくのです。


五月二十日(火)(2)テモテ二14〜19
 パウロはテモテに口に気をつけるようにと語ります。けんかをしたり、むだ話することに口を使うのではなく、神さまの真理の言葉を話すために口を使うのです。わるい言葉はがんのように広がって人を不幸にしていきます。あなたの口は一体どんなことを話しているでしょうか。


五月二一日(水)(2)テモテ二20〜21
 あなたの家にもいろいろなうつわがあるでしょう。そして、それぞれ何に使うかが決まっているものです。神さまはあなたのことをとても大切な神さまのご用のために使いたいと思っておられます。神さまに心をきよめていただいて、神さまのお役に立つ人になりましょう。


五月二二日(木)(2)テモテ二22〜26
 神さまのしもべとして生きようとする人は、言い争ったり、けんかをしたりしません。まちがっている人がいても、その人をきらってむししたり、悪口をいったりしないで、親切にゆっくり教え続けることができます。その人が本当に神さまのところに帰ってきてほしいと思っているからです。


五月二三日(金)申命記六1〜9
 旧約聖書の一番大切な言葉です。神さまは救いの神さまだから、心をつくし、精神をつくし、力をつくして愛さなければなりません。神さまを愛するとは、いつでも神さまを一番にすることです。イエスさまがペテロに求められたのもそのことでした。


五月二四日(土)マタイ四18〜22
 イエスさまが最初、ペテロに出会われた、その聖書の個所です。ガリラヤ湖で魚をとっていたペテロに声をかけて「人間をとる漁師にしてあげよう」とおっしゃった。そのイエスさまはペテロを本当にそう言う人にしてくださったんだね。