チャレンジ・ダ・バイブル

 さて、今日はもう一つ聖書を楽しく読むひみつを教えてあげよう。それは聖書ノートを用意してノートをつけることだ。毎日、日づけとよう日を書く。天気やその日にあったことを書いておくのもいいだろう。けれども中心はその日に読んだ聖書の個所を書き、その日に読んだ言葉の中で特に心に残った言葉を書きうつしておくんだ。神さまに何かを教えていただいた時には、それもちょっとでいいから書いておくといいだろう。書くのが大変な人はB5の大きさのノートを用意して、左がわにこのチャレンジ・ダ・バイブルをはり、右がわを7つに分けて、毎日の心に残った言葉を書いておくのもいい。こんなノートを作っておくと聖書を読むのがますます楽しくなるぞ!


六月一日(日)使徒一12〜14
 イエスさまが天に帰られた時、お弟子さんたちはエルサレムにもどってお祈りを始めました。イエスさまのお母さんのマリヤやイエスさまの弟たちも心を合わせて一生けんめいお祈りをしました。けんかもいっぱいした弟子たちです。でも心を一つにしてお祈りしたんだね。


六月二日(月)マタイ十八18〜20
 二人の人であっても心を合わせるということがむずかしいことがあります。でもイエスさまを中心に集まっているところにいっしょにいてくださるし、心を合わせて祈る祈りをかなえてくださるのです。あなたはだれかとお祈りをしたことがありますか。


六月三日(火)ルカ十一5〜13
 神さまはしきりに祈る祈りにこたえてくださいます。神さまは私たちの天のお父さんで、子どもたちに何が大切か知っていて、必要なものを与えてくださるお方です。私たちに一番必要なものは何でしょうか。それが、弟子たちが心を一つにして求めていた聖霊なのです。


六月四日(水)ヨハネ十四12〜17
 私たちは「イエスさまのお名前によってお祈りします」と言います。それはイエスさまは私たちにお祈りの時に自分の名前を出していいからね、とゆるしてくださるのです。そしてそのイエスさまが私たちのために約束してくださったのが助け主である聖霊でした。


六月五日(木)ヨハネ十七1〜5
 ヨハネ十七章はイエスさまが十字架にかかられる前に、お祈りになったお祈りです。イエスさまは永遠の命を与えようとこの世に来てくださいました。この永遠の命はただいつまでも続く命というということではなく、イエスさまのことが分かる命です。


六月六日(金)ヨハネ十七6〜19
 イエスさまは自分のお弟子さんたちのためにお祈りします。みんなが一つになれるように、そしてこの世に生きていても、この世のいいなり、あくまのいいなりにならない歩みができるようにと求めて祈ってくださったのです。


六月七日(土)ヨハネ十七20〜26
 イエスさまは私たちのような、未来のクリスチャンたちのためにも祈られました。イエスさまが私たちにも期待しておられるのは、私たちが心を合わせ、一つになって生きることです。私たちが一つになって生きているとイエスさまのことを知れなかった人たちもイエスさまのことが分かるようになるのです。