チャレンジ・ダ・バイブル

 さあ、地域によって、少しちがうけれど、多くの学校では今週が一学期最後の週だろう。一学期みんなよくがんばったね。学校の方はお休みになるけれど、教会には夏休みはない。それは教会は本当は「学校」ではなくて、神さまをれいはいするために集まるからだね。そして神さまはおとなだけではない、子どもたちが神さまをれいはいするために集まってくることをとてもよろこんでくださるんだね。


七月十三日(日)使徒十二1〜5
 十二人のお弟子さんたちの中で最初にイエス様のために死んだのはヨハネと兄弟だったヤコブでした。そしてペテロまでがつかまえられてしまいました。四人も見はりの兵たいがついて絶体絶命の大ピンチです。教会ではそんな時にペテロのために一生けんめいお祈りしていました。一人でお祈りをするのもすばらしいことですが、教会がみんな一つになって神様にお祈りするのもすばらしいことです。神さまは心を合わせたお祈りを聞いてくださいます。


七月十四日(月)使徒十二6〜11
 ペテロは次の日には死けいにされてしまうかもしれないという前の夜にもくさりにつながれ、番兵にはさまれながらねていました。ペテロは何も心配していなかったのですね。そしてまるでゆめでも見ているかのように、神様はペテロを救い出してくださいました。神様にはできないことはありません。


七月十五日(火)使徒十二12〜17
 もうみんながねているような時間に、教会の人たちは大ぜい集まってペテロが助けられるようにお祈りしていました。でもペテロがろうやから出てきて、みんなの所にすがたを表した時に、みんなはしんじられませんでした。そんな事が起こるなんて思ってもみなかったのでしょうね。


七月十六日(水)使徒十二18〜25
 ヤコブを殺し、ペテロも殺そうとしていたヘロデ王は自分のえんぜつをみんながほめてくれて得意になった時に、虫にかまれて死んでしまいました。どんな王様も神様の前にはただの弱い人間です。


七月十七日(木)使徒十五1〜5
 教会の中には昔からのしきたりやぎ式を大切に思って、そう言うことを全部守らないと救われないと言う人たちもいました。大事な問題だったので、クリスチャンたちは集まって、そのことについて話を始めました。


七月十八日(金)使徒十五6〜11
 ペテロが立ち上がって、自分がコルネリオの家でけいけんしたことを思い出しながら、「救われるのは恵みによる」、私たちの努力やまじめさによるのではないと話しました。


七月十九日(土)使徒十五12〜21
 13節に出てくるヤコブはヨハネの兄弟のヤコブではなく、イエス様の弟のヤコブ(マルコ六3)です。この会議があったのはイエス様が天に帰られてから二十年ほどしてからですが、その時にはヤコブは教会のリーダーの一人になっていました。ヤコブは「ユダヤ教を信じていない、外国人も救われるのは旧約聖書の約束だ」と会議をまとめたのでした。