チャレンジ・ダ・バイブル

 読書の秋です。すずしくなって、本を読むのが楽しいきせつです。聖書を開いて、毎日読もう。聖書を読んでいると心が元気になる。心がうれしくなる。心がはずんでくる。聖書にはたくさん読むところがあって、神様のめぐみがいっぱいつまっている。こんなすてきな本はない。
 聖書のほかにも、いろいろないい本がたくさんあるでしょう。だから学校や教会でよい本をしょうかいしてもらってたくさん読もうね。教会の先生が子どものころどんな本を読んだか、聞いてごらん。


十月五日(日)出エジプト三二1〜14
 モーセが四十日、山の上にいた間、山の下では大変なことになっていました。モーセが帰ってこないと心配したイスラエルの人たちは金の子牛を作って、それをおがんでお祭りをしていたのです。神様は大変それを悲しみ、いかられました。モーセは必死で神様においのりしました。神様はモーセのお祈りを聞かれたのでした。みんなはだれのためにおいのりするでしょうか。


十月六日(月)出エジプト三二15〜35
 モーセが言った「ふみ」(32)とは天国に行ける人の名前が書かれている「命の書」と言われる本です。モーセは自分の名前がそこからけされてしまってもかまわないですからと、捨て身でおいのりしたのでした。モーセはイスラエルの人たちをあいしていたからです。


十月七日(火)出エジプト三三1〜11
 神様はモーセのおいのりを聞かれました。でも神様は自分はもうイスラエルの人たちといっしょには行かないとおっしゃいました。モーセはまた神様においのりします。モーセのおいのりは神様と友だち同士でお話しするようでした。おいのりは神様とのお話しなのです。


十月八日(水)出エジプト三三12〜23
 神様はモーセのおいのりを聞いて、ついに「わたし自身がいっしょに行く」とやくそくしてくださいました。神様はみんなともいっしょにいてくださいます。これはすごいことです。神様がいっしょにいてくださったら、何があってもだいじょうぶですから。


十月九日(木)出エジプト三四1〜9
 モーセは新しい石の板を二まい持って、また山に登ります。神様はつみをかなしみ、またにくまれます。けれども、同時に私たちが自分のつみをみとめ、神様におわびするなら、ゆるしてくださるめぐみにあふれたお方なのです。


十月十日(金)出エジプト三四10〜28
 神様はもう一度イスラエルの人たちが守らなければならないきまりをモーセにお話になります。とくにほかの「神様」をおがんではいけないと言われました。イスラエルの人たちのまわりの国々にはうその神様がたくさんあったからです。


十月十一日(土)出エジプト三四29〜35
 モーセが神様とお話しして山からおりてきた時、モーセの顔は光っていました。イスラエルの人たちがこわがるほどでした。モーセが神様のところに行って、おいのりして帰ってくるといつでも顔が光っていました。神様といっしょにいると、まわりの人たちにも分かってくる。みんなもおいのりしようね。