チャレンジ・ダ・バイブル

 木の葉が次々に落ちていきます。中には全部葉っぱが落ちて、かれ木のようになった木もあるでしょう。けれども、はだかになった木にも命があふれています。よく見えると、来年の新しい芽のじゅんびがもう始まっているのです。そして、落ちた葉っぱは小さな生物のえさになったり、また草花や木のえいようになります。ちゃんと命があるから、また来年の春あたたかくなると、花がさいたり、あたらしい葉っぱが出てきます。冬が近づき、こがらしがふいても、命があればだいじょうぶなのです。


十一月九日(日)ヨシュア二1〜14
 ヨルダン川の西側にあった最初の町はエリコでした。エリコの町は町全体が高いへい(城壁)で囲まれて、近づくこともできません。近づいたら上から石や矢が飛んでくるでしょう。そんな町にラハブという女の人がいました。この人は本当の神様はイスラエルの神様以外にはいないことを知って、救いを求め、イスラエルのスパイをかくまったのでした。


十一月十日(月)ヨシュア二15〜24
 イスラエルのスパイをかくまったラハブはスパイたちとやくそくをしました。ラハブの助かる道が一つだけありました。まどから赤いひもをたらして、そのへやの中にいるということでした。「赤いひも」・・・赤くそまったイエス様のじゅうじかを思います。


十一月十一日(火)ヘブル十一31
 ヘブル人への手紙を書いた人はラハブがスパイたちをかくまったのは「信こう」があったからだと言っています。ラハブは自分たちが助かるためにはイスラエルの神様にすがるしかないということに気づいていたのです。


十一月十二日(水)マタイ一1〜6
 ここは名前だらけですね。このか所にも「ラハブ」という名前があることに気づきましたか?後でラハブはイスラエルの人とけっこんして、子どもが生まれ、有名なダビデ王様の先ぞになっていきます。神様はラハブのためにすばらしいしゅくふくを用意しておられたのです。


十一月十三日(木)ヤコブ二14〜26
 今日の聖書にも「ラハブ」が出てきました。見つかったかな。ヤコブはラハブの信こうは口先だけではなかったと言います。イスラエルの神様を信じて、イスラエルのスパイをかくまったからです。あなたは神様を信じていますか。あなたは神様を信じて何をしているでしょうか。


十一月十四日(金)ローマ一14〜17
 ラハブはイスラエル人ではありませんでした。そしてカナンの人たちはみんなほろぼされていきました。けれども、ラハブとその家族は救われました。ラハブが神様を信じたからです。どこの国の人でも聖書に書いてある本当の神様を信じる人は救われるのです。


十一月十五日(土)イザヤ四五22
 どんなに遠くに住んでいる人でも神様を信じる人は救われます。「あおぎのぞむ」とはこの本当の神様の方を向いて、このお方に助けを求めることです。もろもろの人、全部の人にこれはあてはまることです。だれでも神様を信じると救われます。