チャレンジ・ダ・バイブル

 今日からしばらく士師記を開きます。皆さんはヨシュアをおぼえていますか。神さまが約束されたカナンの地にイスラエルの人たちをみちびいて行った人です。ヨシュアが死んでしばらくすると、イスラエルの人たちは本当の神様ではなく、うその神様をおがむようになります。神様は悲しまれ、怒られて、イスラエルの人たちが周りの国々に負けるようになさいます。あまりの苦しさに、イスラエルの人たちはそうだ自分たちが神様を忘れていたからだと、神様におわびしてお祈りします。神様はイスラエルに「士師」(リーダー)を送って、彼らを助けられました。士師記の中にはそんな士師たちが十二人出てきます。


四月二五日(日)士師六1〜10
 「主の前に」悪をおこなったと聖書は言います。神様も見ていないから、とイスラエルの人たちは思ったかも知れません。神様は目に見えませんが、いつも私たちのところにいて私たちを見ていてくださいます。本当はうれしいことなんだけどなあ。


四月二六日(月)士師六11〜18
「酒ぶね」とはぶどうをふんで、ぶどうジュースをしぼり、ぶどう酒を作るためにある大きないれものです。ギデオンはその中にかくれて仕事をしていました。でも、そんなギデオンに神様は「大勇士よ」と声をかけてくださいました。そしてギデオンは本当に大勇士にされたのです。


四月二七日(火)士師六19〜24
 むかし、イエスラエルの人たちはきよい神様や、神様の使いを目で見てしまったら生きていることはできないと信じていました。けれども神様はギデオンに「安心せよ」とおっしゃって、平安をあたえてくださいました。


四月二八日(水)士師六25〜27
 神様はギデオンに手で作ったうその神様をこわしなさいとおっしゃいました。ギデオンはちょっとこわかったので、みんなが見ていない夜にぐうぞうをこわしました。みんなの目が気になったし、みんながおこったらどうしようと心配になったのかもしれませんね。


四月二九日(木)士師六28〜32
 ギデオンのお父さんはギデオンをかばってくれます。バアルやアシラの神様が本物だったら、自分で文句をいったらいいじゃないかというのです。でもバアルやアシラは何も自分では文句は言えませんでした。バアルやアシラは木や石で人間が作ったものだったからです。


四月三十日(金)士師六33〜40
 ギデオンは本当に神様が助け、救ってくださるだろうかと、あまり自信がありません。神様からしるしを求めます。こんなことがあったら信じますって。神様はギデオンの願いをかなえられました。でも私たちはもうしるしを求める必要はありません。私たちはイエス様がよみがえられたことを知っているからです。


五月一日(土)イザヤ四十27〜31
 私たちが、弱く、力がなく、いきおいもないような人間かもしれません。けれども神様は、私たちが信じるとき、そんな人間に力を与え、勇気をもって元気に生きることができるようにしてくださるからです。