チャレンジ・ダ・バイブル

 ギデオンは神様に選ばれ、イスラエルを救ったのですが、気の小さい、ちょっと弱虫のところもあったようです。でも、神様はそんなギデオンといっしょにいて、力を下さいました。神様が一緒にいてくださったら、私たちがどんなに弱くて小さくても悪まに負けないで勝つことができます。
 イスラエルの人たちは士師に助けられて敵に勝つと、しばらくは神様を大事にするのですが、しばらくするとすぐにまた神様のことを忘れてしまいます。そして、またピンチが来る。そして神様、助けてと叫ぶ、神様が士師を送ってくださる、救われる、でもしばらくするとまた神様を忘れるということをくり返すのです。みんなはどうかなあ。


五月二日(日)士師七1〜3
 ギデオンのところにいたのは最初は何人だったでしょう。大勢だったね。でも、「こわい人は帰っていいよ」というとぞろぞろ二万二千人が帰ってしまいました、ギデオンは人がぐんと減ってしまって心細かったでしょうけれど、神様はギデオンに神様にたよることをおぼえてほしかったんだね。


五月三日(月)士師七4〜8
 まあ、弱虫の人は帰ってもいいや。でも神様はギデオンに「まだ多い」っておっしゃった。ええ、そんな・・・とギデオンは思ったかも知れない。今度の神様のテストは水を飲むテスト。合格したのは、いつ敵が来てもいいように、立ったまま片手で水をすくって飲んだ人三百人だけだった。


五月四日(火)士師七9〜14
 敵の数はすごく多い。ギデオンのところにいるのはたった三百人。いくら何でもギデオンもこわかった。でも神様に言われて、こっそり敵のところに行ったギデオンは、神様が敵をやっつけるために、もう働いていてくださることが分かって勇気が出てきたんだね。


五月五日(水)士師七15〜18
 神様のことがわかったギデオンは神様をれいはいして、「神様は敵をあなたがたの手に渡される」とみんなをはげまし、とっておきのアイデアで敵に向かった。神様がギデオンに知恵をくださったんだ。


五月六日(木)士師七19〜25
 ギデオンの作戦は大成功! 敵が何人にいたかって? 八10を読んでごらん。三百人で何で勝てたのか。勇気があったから?それとも、戦う覚悟がちゃんとできている特別な人だけが残ったから? 神様が戦ってギデオンを勝たせてくださったんだね。


五月七日(金)士師八22〜28
 ギデオンは今や人気者だった。みんながギデオンに王様になってほしいとたのんだ。でもギデオンはイスラエルでは神様が王様で、神様が一番偉いと言うことをちゃんと知っていた。みんなから「すごーい」と言われたときは要注意。自分が偉いんだといばってはいけないね。


五月八日(土)士師八33〜35
 ギデオンが死ぬと、みんなまたうその神様をおがみだした。ギデオンがどんなに勇気を出して助けてくれたかも、神様がどんなにすばらしい救いをくださったかもみんな忘れて、何にも言えない、動けない、うその神様にお祈りした。困ったね。