チャレンジ・ダ・バイブル

 イスラエルの人たちがまたピンチに成った時、神様が送ってくださったのはサムソンでした。サムソンは先週のギデオンと違って、すごく力持ちですごく自信家でした。「おれは強い、おれは力があるんだぞ」と思っていました。でもサムソンの力ってサムソン自身のものではなくて神様がサムソンにくださった力だったんだよね。
 みんなは力がありますか。みんなは強いですか? 人をやっつける力ではありません。私たちに悪いことをさせ、神様から心をはなれさせようとする悪まにまけない力です。そして、その力は神様にいただくものなのです。


五月九日(日)士師十三1〜7
 イスラエルの人たちが神様の言うことを聞かないので、神様はイスラエルを四十年間ペリシテ人の言うことを聞かなければならないようにされました。でも神様はそれでもイスラエルをかわいそうに思って、また助け手を起こすことにされました。特別な赤ちゃんが生まれます。


五月十日(月)士師十三8〜14
 マノアには子どもがいませんでしたから、主の使いが赤ちゃんが生まれることを伝えたときうれしかったことでしょう。でもマノアと奥さんは二人で心を合わせて注意深くその子を育てなければなりませんでした。どんな注意があったかな。


五月十一日(火)士師十三15〜20
 主の使いは自分のことを「わたしの名はふしぎ」と言いました。神様がこんなことをして下さったらいいのになあとか、何で神様はこうしてくださらないのだろうと思うことがあるでしょう。でも神様は私たちの考えるよりもずっと大きなすばらしいことを私たちのためにしてくださいます。神様は不思議なお方です。


五月十二日(水)士師十三21〜25
 本当に神様の使いだったのだと分かったときにマノアと奥さんはこわくなりました。でも神様は本当にその言葉の通りに二人に赤ちゃんをくださったのです。みんなも神様の特別な計画の中で、特別な子として生まれてきたんだよ。


五月十三日(木)士師十四1〜4
 サムソンが大きくなったとき、サムソンはペリシテ人からイスラエルを救うために作戦を考えてペリシテ人の女の人と結婚すると言い出します。サムソンは気がつかなかったかも知れませんが、サムソン以上に、神様がサムソンを通してイスラエルを救おうとしておられたのです。


五月十四日(金)士師十四5〜10
 サムソンには大きな力がありました。しし(ライオン)を手でやっつけてしまうほどでした。でもそれは、神様がサムソンにくださった力でした。強い人・頭のいい人・スポーツができる人・・・何かができる人はこれは「おれがすごいんだ」と言わないで、そういう力をくださった神様に感謝しようね。


五月十五日(土)士師十四10〜20
 サムソンはペリシテ人の女の子と結婚して、集まってきたペリシテ人のお客さんになぞなぞのかけをしました。でも花嫁さんに泣いてたのまれたサムソンは答えを教えてしまいました。女の人に泣かれるとサムソンは弱かったね。