チャレンジ・ダ・バイブル

 みなさんにはどのくらい友だちがいますか。みんなのことを心配してくれて、いざというときには助けてくれるような友だちです。自分がかっこよく決まっているときだけではなく、ずっこけてはずかしい気持ちでいるとき、先生やみんなから白い目で見られているような時、それでもみんなの味方になってくれるような友だちです。
 サウロはイエス様を信じている人たちをたくさんいじめてきましたから、教会に行っている人たちはみんなこわがってなかなか近づかなかったようです。クラスのいじめっ子が教会に来たらみんなはどうするでしょうね。


六月二十日(日)使徒九10〜18
 ダマスコの町でもイエス様を信じている人たちは、サウロが来るというので、恐れ、また神様に必死でお祈りしていたでしょう。でも、サウロが救われるようにお祈りしていた人はいなかったかもしれませんね。最初は信じられなかったアナニヤも神様の声にしたがいました。


六月二一日(月)使徒九19〜25
 神様はみんながお祈りしていたよりもずっと大きなすごいことをしてくださいました。サウロはダマスコでイエス様こそが神の子・救い主だととても力強く話しました。イエス様に出会ったサウロはそのことを話さないではおれなかったのですね。


六月二二日(火)使徒九26〜31
 サウロはエルサレムにやってきます。サウロは早く教会の人たちと仲良くなりたかったのでしょう。でもみんなはサウロを見ると逃げてしまいます。わなだったらこわいと思っていたかも知れません。でもバルナバさんがまずサウロのお友だちになってみんなにサウロを紹介しました。よかったね。


六月二三日(水)使徒九32〜35
 ペテロがルダという町に行ったとき、八年間もずっと病気だったアイネヤさんと出会いました。「イエス様がいやしてくださる」と言う言葉に今までねたきりだったアイネヤはいやされてたち上がりました。イエス様には大きな力があるのです。


六月二四日(木)使徒九36〜43
 ヨッパの町では病気になって死んでしまったタビタさんのことをみんなが悲しんでいました。タビタさんはみんなにとても親切な人だったのです。ペテロがお祈りして、声をかけると、死んでいたタビタさんが生き返りました。そのことを聞いた人たちがたくさんイエス様を信じました。


六月二五日(金)コロサイ三12〜17
 教会の中にもいろいろなお友だちがいます。みんな神様の愛しておられる宝です。だから、仲良しの人・苦手な人もいます。いいところも、困ったところもあるけれど、お互いに相手のことを考え、ゆるし合い、親切にしてあげようね。


六月二六日(土)ローマ十二9〜21
 教会の中にひとりぼっちの人がいるとしたらとても残念です。一緒によろこんだり泣いたりするお友だちがたくさんいるといいね。でもね、だれか私のお友だちになってくれないかなあと待っているのではなく、みんなの方から声をかけてあげよう。