チャレンジ・ダ・バイブル

 パウロは三回の伝道旅行に行きました。訪ねる町、訪ねる町、いつも反対運動が起きて、パウロは追い出されるように次の町に行くことが何度もありました。落ち込むこともあったでしょう。でも神様に励まされて、進んでいきました。新しい町でパウロはまた福音を伝えて、そこでも新しくイエス様を信じる人が起こされました。何でこんなことが起こるのかなあということもあったでしょう。でも、そこにも神様の不思議な導きがありました。


八月八日(日)
 パウロは小アジアのエペソから、マケドニア、そこからギリシャ、そしてマケドニア、そして小アジアへと旅をします。地図で確かめておこうね。パウロは福音を伝え、教会を励ましました。でもそれだけではなく、困っていたエルサレムの教会のクリスチャンのために献金を集めていたと言われています。そして各地の教会の代表たちと一緒に献金を届け、エルサレムの教会を励まそうとしたのです。みんなが励ますことのできる人がいるでしょうか。


八月九日(月)使徒二十7〜16
 「週の初めの日」とは日曜日のことです。クリスチャンたちはイエス様のよみがえられた日曜日に集まって、礼拝をし、パンをさいて聖餐式をしていました。パウロの話が長くてユテコは居眠りして、三階から落ちて死んでしまいましたが、神様はユテコを助けてくださいました。


八月十日(火)使徒二十17〜27
 パウロはエペソの教会のリーダーたちにお別れを言います。パウロはエルサレムに行こうとしていました。これがみんなに会える最後かもしれない。これからも大変なことがきっと待っている。でもパウロの何よりの願いは神のめぐみの福音を伝えると言うことでした。


八月十一日(水)使徒二十28〜38
 エペソの教会のことが心配でないかと言ったらうそになると思います。けれども神様は教会を守ってくださるし、御言はエペソ教会の人たちが最後までイエス様を信じて歩めるように力を下さる、そうパウロは信じていました。


八月十二日(木)使徒二一1〜6
 ツロのクリスチャンたちもパウロを心配しました。でもパウロは何も恐れてはいませんでした。神様が導いていてくださると信じていたからです。みんなが海岸に出てきて一緒にひざまづいてお祈りしました。あなたはみんなで輪になってひざまづいてお祈りしたことがありますか。


八月十三日(金)使徒二一7〜16
 パウロはピリポの家に行きます。ピリポは教会が選んだ七人のリーダーの一人でした(使徒六章)。ピリポはみんなをもてなしました。パウロがエルサレムに行ったらどうなるか、みんなにも分かっていました。でもパウロはイエス様のためなら死んでもいいと覚悟を決めていました。


八月十四日(土)使徒二一17〜26
 パウロはついにエルサレムにやってきて、教会のリーダーだったヤコブ(イエス様の弟のヤコブ)にあいさつをします。遠い国々の知らない人たちがイエス様を続々と信じている話を聞いて、エルサレム教会の人たちも神様をほめたたえました。