チャレンジ・ダ・バイブル

 先週は聖書の個所が長かったけれど大丈夫だったかな。今日からまた旧約聖書になります。ヨシュアをリーダーとして約束の地に入っていったイスラエルの人たちはすぐに神様を忘れてしまいます。するとイスラエルは周りの国々にやられてしまうのでした。でもイスラエルの人たちは「士師」と呼ばれるリーダーに助けられて、神様に立ち返ります。
 でも時代が変わると、今度はイスラエルも王様が治めるようになります。どんな風に王様の時代が来たのか。そして最初のころの王様はどんな王様だったのか。そんな時代、神様がどのようにイスラエルを導かれたのか、見ていきましょう。


八月二二日(日)1サムエル一1〜8
 エルカナには二人の奥さんがいました。ペニンナとハンナです。でもハンナには子どもがいませんでした。ペニンナはハンナをいじめました。そしてエルカナもハンナの気持ちを分かってはくれませんでした。さびしい、悲しい人の気持ちが分かってあげられる人になりたいですね。


八月二三日(月)1サムエル一9〜20
 ハンナは悲しくてたまらなくて、神様にお祈りし、大声で泣きました。神様はそんなハンナのお祈りを聞いてくださいました。男の子が生まれました。ハンナはその子にサムエルという名前をつけます。「神は聞いてくださる」という意味です。


八月二四日(火)1サムエル一21〜28
 ハンナは神様と約束をしていました。男の子が生まれたら神様のお仕事をさせるという約束でした。ハンナはサムエルを神様のところに連れて行って、祭司のエリにその子をあずけました。お願いをする時にはいろいろ言っていても、かなえられると神様を忘れてしまう人もいます。あなたは大丈夫ですか。


八月二五日(水)1サムエル二1〜11
 ハンナは心から神様を賛美しました。神様がハンナの祈りを聞き、そして男の子を与えてくださったからです。このようなすばらしい、力のある神様は他にはいないとハンナは祈ったのです。どれだけの人たちが祈りの中でも神様のことを賛美し、感謝をささげているでしょうか。


八月二六日(木)1サムエル二12〜17
 エリは祭司として神様のお仕事をしていました。でもエリの子どもたちはエリが見ていないところでは悪いこと、神様が悲しまれることを平気でしたのです。お父さんやお母さんがどんなに偉くても、あなたが神様の前にどんな生き方をするかを神様は見ておられます。


八月二七日(金)1サムエル二18〜21
 神様を大切にして約束通り、大切なサムエルをささげたハンナに神様はたくさん子どもをくださいました。さてサムエルは小さい頃から神様のお手伝いをしました。みんなが小さくてもきっとできることがあります。教会の先生に聞いてみて下さい。


八月二八日(土)1サムエル二22〜36
 エリの子たちはお父さんにしかられても、言うことを聞こうとしませんでした。この二人の子どもたちは神様に捨てられてしまいます。悪いことをしていることに気づいたら、すぐに「ごめんなさい」とおわびできる人でいてほしいと思います。