チャレンジ・ダ・バイブル

 ヨシュア記やサムエル記を読むと、神様が敵をみんな殺せとおっしゃっている記事が何回も出てきます。ちょっとこわいですね。神様はたとい敵であったとしてもそんな残酷なことをおっしゃるのでしょうか。
 聖書では人が悪いことをして、神に背き続けていると、神にさばかれて死ななければならないと教えています。イスラエルの周りの国々の人たちが悪いことをし続けている時に神様がイスラエルを用いて彼らをさばかれることがあったのです。けれども今度はイスラエルの人たちが神様に背き続けた時には、イスラエルもアッスリヤやバビロンに滅ぼされなければなりませんでした。
 憎しみや悪い心で人に向かってはいけません。イエス様も敵を愛しなさいと教えられました。


九月二六日(日)1サムエル一五1〜9
 サウルはみんなほろぼすようにと言われていたのに、自分がほしいものはみんな残しておきました。サウルは神様の言に従うことをしなかったのです。


九月二七日(月)1サムエル一五10〜23
 サウルは「わたしは主の言葉を実行しました」と胸を張りました。けれども、都合のいいところだけ神様に従い、自分がいやなことは従わないと言うのは、従ったことにはなりません。神様の御言をしっかり聞いて、全く従うことはどんなささげものよりもずっと大切なことです。


九月二八日(火)1サムエル一五24〜35
 サウルは自分が神様の言葉に従わなかったことを認めました。でもサウルは自分のしたことを民のせいにし、サムエルに民の前では恥をかかせないでほしいと何度もたのむのでした。サウルは神様よりも人の目を気にしていました。


九月二九日(水)申命記七1〜11
 申命記を読むと、神様がイスラエルの人たちに何を願っておられたのかが分かります。イスラエルの人たちは神様に愛された聖なる民・宝の民として神を愛し、神のおっしゃることに従わなければなりませんでした。それが神様の恵みをいただく秘訣だったのです。


九月三十日(木)申命記七12〜26
 イスラエルの人たちは敵がどんなに強く、数が多くても、恐れてはいけませんでした。それから周り国々の偶像を家に持ち込んではいけませんでした。敵が少しずつイスラエルの人たちの心や思いに働きかけて、いつの間にかすっかりうその神様を信じる国になってしまうのをモーセは心配していました。


十月一日(金)申命記八1〜10
 神様はイスラエルの人たちをずっと導いておられました。何もないような荒野を通る時にも、そこで神に信頼し、神の命令を守って生きることを学ぶようにと神は願っておられたのです。


十月二日(土)申命記八11〜20
 イスラエルの人たちは神様の言葉をしっかり聞いて、従わなければなりませんでした。けれどもサムエルよりもずっと昔のモーセもイスラエルの人たちがこんなすばらしい愛の神様なのにこの神様を忘れるようになることを知っていました。あなたは忘れないでくださいね。