チャレンジ・ダ・バイブル

 神さまがサムエルを送って、ダビデに油を注がれたのは、まだダビデが少年のころでした。ダビデがイスラエル全体の王様になったのは三七歳の時でした。神さまは時間をかけてダビデを育てられました。羊飼いをしていたことも、ゴリアテと戦ったことも、ヨナタンという親友ができたことも、サウル王にねたまれて逃げ回ったことも、みんなダビデが王様になるために必要だったとても大切な経験であり、訓練の時でした。みんなもまだ子どもかも知れません。でも子どもの時に神さまを知ることができたのはすばらしいことです。神さまはあなたのことも時間をかけて造り上げてくださるでしょう。


十一月七日(日)2サムエル六1〜11
 ダビデは神の箱をエルサレムに持ってこようとしました。これは契約の箱とも言われ、モーセの時代に神さまの命令によって作りました。律法の板が入っていました。でもこの箱はレビ人がかついで運ばなければならないことになっていました。運び方が違ったね。


十一月八日(月)2サムエル六12〜23
 ダビデは神の箱の前でおどりました。奥さんにばかにされるほど、力一杯おどりました。王様になっても、ダビデは神さまの前に心から賛美をささげ、神さまを喜ぶことをやめませんでした。あなたは賛美する時、どんな風に賛美していますか。あなたの喜びは伝わっているでしょうか。


十一月九日(火)2サムエル七1〜17
 神の箱をもってきたダビデでしたが、次に気になったのは神の箱を置いたのが、天幕(テント)だったと言うことです。神さまのためにりっぱな神殿を作りたい、とダビデは思いました。けれども神さまは自分の方がダビデのために家を建て、ダビデの子孫たちが王様になれるようにしようと約束されました。


十一月十日(水)2サムエル七18〜29
 神さまの言葉を聞いたダビデは自分がこれまで歩んできた道を振り返りながら、心からそのお約束のゆえに神さまに感謝します。ダビデが王として生きていく時にいつもこの神の約束がダビデを支えたはずです。


十一月十一日(木)2サムエル八1〜18
 ダビデが王様になってからもたくさんの戦いがありました。けれどもダビデはどこに行っても勝ちました。神さまがダビデに勝利を与えられたのです。そしてダビデは正義と公平を大切にしましたから、神さまもイスラエルの人たちもダビデをとても喜びました。


十一月十二日(金)2サムエル九1〜13
 ダビデはヨナタンの子が生きていることを聞いてとても喜びます。ヨナタンとした約束があったからです。足の不自由なメピボセテは毎日、ダビデと一緒に食事をすることになります。食事に呼ばれるってうれしいですね。神さまも私たちをお食事に呼んでくださっているのですよ。


十一月十三日(土)2サムエル十1〜19
 ダビデはアンモンの人たちに良くしてあげようと思ったのですが、そのダビデの気持ちは相手に伝わりませんでした。自分の気持ちが相手に伝わらないのは悲しいですね。戦いが起きます。でも神さまはイスラエルの人たちを助けてくださいました。