チャレンジ・ダ・バイブル

 さて時代は変わって、ダビデの子どものソロモンが次の王様になりました。ソロモンのお母さんは誰だったっけ? ダビデには子どもがたくさんいました。でもその中から神さまはソロモンを選んで王様にされます。そしてイエス様はこのダビデ、ソロモンの子孫としてやがてお生まれになりました。
 教会では今日はアドベントの第一聖日と言います。日本語では待降節と言ってイエス様がお生まれになったクリスマス前の四回の日曜日、私たちは心を準備してイエス様のお生まれを記念するクリスマスを迎えます。


十一月二八日(日)1列王三1〜15
 神さまはソロモンに「何をあげようか」とおっしゃいました。みんなだったらどう答えるでしょうか。ソロモンは人々の訴えを「聞き分ける心」を下さいとお祈りしました。神さまはソロモンの求めを本当に喜ばれました。そして神さまはお祈りの通りにソロモンに豊かな知恵をくださったのです。


十一月二九日(月)1列王三16〜28
 二人の女の人がひとりの赤ちゃんを取りあって、ソロモンの前で大げんかをしました。けれども神さまの知恵を与えられたソロモンはどちらが本当のお母さんなのかちゃんと当てることができました。


十一月三十日(火)1列王四20〜34
 ソロモンの時代はイスラエルは平和でした。そして世界中の王様が人を送って、ソロモンと仲良くなりたいと思いましたし、ソロモンの話を聞きたいと思いました。ソロモンには神さまに与えられたすばらしい知恵があったからです。あなたも神さまから知恵をいただきましょう(ヤコブ一5)。


十二月一日(水)1列王五1〜14
 ツロはイスラエルより北にあった国で大きな港もありました。その国ではすばらしい材木もとれました。その国の王様ヒラムはお父さんのダビデと大のなかよしでした。ソロモンはヒラムに神の宮を建てることへの協力をお願いします。あなたにはどんな友だちがいますか。


十二月二日(木)1列王九1〜14
 ソロモンが主の宮を建てた時、ソロモンはみんなの前に立って、神さまに守りと祝福を求めてお祈りします。神さまはソロモンに現れて、自分に従い続けるようにとおっしゃいました。どんなに主の宮が立派にできたとしても、みんなの心の中に神さまに聞き従う心がなかったら何にもならないからです。


十二月三日(金)1列王十1〜29
 遠いシバの国の女王がエルサレムにやって来ます。シバの女王はソロモンの知恵にびっくりし、そのような知恵を与えられた神さまをたたえます。でもクリスマスの時に来られたイエス様はソロモンよりずっと知恵のある方でした(マタイ十二42)。


十二月四日(土)1列王十一1〜13
 ソロモンには奥さんが七百人いて、外国からのお嫁さんもたくさんいました。その人たちは自分の国からうその神さまを持ってきました。イスラエルの国がだんだんうその神さまだらけになってきました。神さまはこのことをとても悲しまれました。