チャレンジ・ダ・バイブル

 みんなはみんなのおじいさんやおばあさんの名前を知っていますか。ひいおじいさんやひいおばあさんはどうですか?分からない人も多いかもしれませんね。でもみんなが知らなくても、そういう先祖たちがいたから私たちは今ここにいることを忘れてはならないでしょうし、今私がいることには、そういった多くの人たちを生まれさせ導かれた神さまの働きがあったことを覚えていたいと思います。ユダヤ人たちは自分の「系図」を大切にしました。そしてその系図には神さまの恵みの足跡がいっぱい詰まっています。


十二月十二日(日)マタイ一1〜6
 マタイはイエス様の系図をアブラハムから始めます。神さまは遠くはなれてうその神さまがいっぱいあるそんな町にいたアブラハムに声をかけて、導き出されました。アブラハムは「信仰の父」とも呼ばれます。そしてそんなアブラハムの子孫の一人としてダビデが生まれました。そしてイエス様もダビデの子孫としてお生まれになりました。


十二月十三日(月)マタイ一6〜11
 ダビデからエコニヤまでは王様の系図でもあります。この中にはすばらしい王様もいましたが、神さまに背を向けて自分勝手に生きていた悪い王様もいました。国はどんどんおかしくなってとうとうほりょにされてバビロンという国に連れて行かれます。本当の王様が必要でした。


十二月十四日(火)マタイ一12〜17
 バビロンから解放されたイスラエルの人々はまたユダヤに帰ってきます。けれども、それからのイスラエルの人たちの生活も決して楽なものではありませんでした。イスラエルの国はローマの支配の中にありました。人々は救い主を待っていました。


十二月十五日(水)ルカ一1〜25
 神さまのお仕事をしていたザカリヤのところに天使がやってきます。おじいさんのザカリヤとおばあさんのエリサベツに赤ちゃんが生まれて大事なお仕事をするようになるというのです。それはザカリヤにも信じられない話でした。でも神さまの言葉はその通りになりました。


十二月十六日(木)ルカ一26〜38
 御使ガブリエルがマリヤのところにやって来てすばらしい知らせを伝えました。マリヤのお腹に赤ちゃんができて、救い主がお生まれになると言うのです。びっくりするような話でしたが、マリヤは「お言葉の通りに」と答えました。


十二月十七日(金)ルカ一39〜56
 マリヤは心から神さまを賛美しました。マリヤはお金持ちでも、良い家に生まれたわけでもありませんでした。でもマリヤは聖書の約束を知っていました。マリヤは救い主のお母さんに選んでいただいたことを感謝し、心から神さまをたたえたのでした。


十二月十八日(土)ルカ一57〜80
 エリサベツとザカリヤに本当に男の子が生まれました。その名はヨハネ。後にバプテスマのヨハネと呼ばれる人になりました。その赤ちゃんのためにザカリヤは祈り、また賛美しました。みんなも神さまのご計画の中で生まれました。みんなは神さまのために何ができるでしょうか。