チャレンジ・ダ・バイブル

 今日、クリスマス礼拝を持つ教会が多いことでしょう。クリスマスは世界中でイエス様のお誕生をお祝いします。でもね、本当はイエス様が生まれたのは十二月二五日ではありません。ずっと昼の長さが少しづつ短くなってきていたところから、また長くなり始めるこの時期に、本当の光として来てくださったイエス様のお誕生をお祝いすることに決めたのです。
 クリスマスがイエス様の誕生日であることを知らないで、サンタクロースの誕生日かプレゼントをもらう日としか考えていない人たちもたくさんいます。イエス様のことを知らせてあげるにはどうしたらいいでしょうか。


十二月十九日(日)ルカ二1〜7
 ローマの皇帝アウグストは自分が偉いから世界中の人口調査の命令を出したように思っていたかもしれません。けれども、イエス様が約束の通りベツレヘムで生まれるように、神さまはちゃんと考えておられたのです。


十二月二十日(月)ルカ二8〜21
 イエス様はお客さんの泊まる部屋には泊まれませんでした。馬のえさを入れる飼い葉桶がベットの代わりでした。お祝いしてくれる人もほとんどいなかったでしょう。でも御使に教えられてとんできたまずしい羊飼いたちは心から救い主のお誕生を喜びました。


十二月二一日(火)マタイ一18〜25
 イエス様が生まれる何ヶ月か前のことです。婚約者のマリヤのお腹に赤ちゃんがいることを知ったヨセフはとても悩みました。でもその子は神さまがいっしょにいてくださることを示す特別な約束の子ども、救い主でした。


十二月二二日(水)マタイ二1〜12
 イエス様が生まれた時、ユダヤに住んでいた人たちはほとんどそれに気づきませんでした。でも東の博士たちはその方を求めて遠い国からやってきました。神さまは博士たちを星で導いてくださって、赤ちゃんのイエス様を拝めるようにしてくださいました。


十二月二三日(木)ヨハネ一1〜5
 ここでヨハネはイエス様のことを「言」と言っています。ちょうど言がしゃべった人の性格や生き方と結びついているように、イエス様は神さまを私たちに示すお方、神の神でした。イエス様は光でした。どんな暗やみも光に勝つことはできません。


十二月二四日(金)ヨハネ一6〜13
 イエス様は本当の光でした。にせ物の光もいろいろあるかもしれません。けれどもイエス様はまことの光で、この方を信じる人はみんな神の子にされるのです。あなたもイエス様を受け入れてください。


十二月二五日(土)ヨハネ一14〜18
 イエス様を見ると見えない神さまが分かります。そしてイエス様はめぐみとまことに満ちておられました。イエス様にはうそはありません。神さまはいつも変わらないお方だからです。私たちは神さまからよくしていただく値打ちのないものです。けれども神さまは信じる者たちを救い、いつもよいもので満たしてくださいます。クリスマスおめでとう!