チャレンジ・ダ・バイブル

 日本ではイエスさまを信じている人は少ないかも知れない。みんなの学校でもひょっとしたら教会に行っているお友だちはあまりいないかもしれない。イエスさまを信じてるんだと言ったら、ふしぎそうな顔をされてしまうかもしれない。でも、ぜひ知ってほしい。ぼくたちは一人じゃない。イエスさまを信じてがんばっているぼくたちのために、まだ会ったこともない私たちのために、お祈りしてくれている人たちが世界中にたくさんいるんだ。


 二月十三日(日)
 ルカ十五1〜7

 まじめなパリサイ人たちや律法学者たちはイエスさまが取税人や罪人たちといっしょにごはんを食べたり、お話をしているのを見てぶつぶつ言いました。「何であんなやつらと」と思ったのです。イエスさまは百ひきの羊の話をされました。神さまからはなれてしまった一人の人が神さまのところに帰ってくる時に、神さまは大よろこびされるのです。うれしくてたまらないのです。そのためなら何でもしようとされるのです。


 二月十四日(月)
 ルカ十五8〜10

 十枚の銀貨はこの女の人がこれからけっこんする相手の男の人から、けっこんの約束のしるしにもらった大切なものだったと言われています。その銀貨には大きなかちがあります。この「あんなわるいやつら」と言われる人たちも本当は神さまの大切な宝なんだ、とイエスさまはおっしゃったのです。


 二月十五日(火)
 ヨハネ九1〜12

 生まれつき目の見えない人がいました。こんなことが起きるなんて、この人が悪いことをしたからだろうか、それともこの人のお父さんが悪いことをしたばつでこんなことになったのだろうか、と弟子たちは考えました。神さまのすばらしいことがこの人の人生を通して表されるためとイエスさまはおっしゃったのです。


 二月十六日(水)
 ヨハネ九13〜23

 目が見えるようになったこの人はうれしくてたまりません。「あの方」が見えるようにしてくださったのです、とイエスさまのことをよろこびにあふれてみんなに言いました。


 二月十七日(木)
 ヨハネ九24〜41

 イエスさまのことをきらっている人たちはおもしろくありません。この目が見えるようになった男の人を外に追い出しました。でもこの人はイエスさまを信じて、心からイエスさまをれいはいしました。


 二月十八日(金)
 ヨハネ十1〜6

 羊飼いはちゃんと羊一ぴき一ぴきの名前を知っています。羊の方でもちゃんと羊飼いの声を知っていて、他の人にはついていきません。イエスさまは私たちのことも知っていてくださいます。ぼくたちもイエスさまについていこうね。


 二月十九日(土)
 ヨハネ十7〜21

 自分の羊をかっている羊飼いと、人の羊をあずかっているやとい人ではずいぶんちがいます。やとい人はこわいことがあると羊を見捨てて逃げてしまいます。でも本当の羊飼いは命を捨てても羊を守るのです。イエスさまは羊飼い、私たちは羊です。イエスさまは私たちを知り、私たちを心にかけ、私たちのために本当に命を捨ててくださったんだよね。