チャレンジ・ダ・バイブル

 先週もみなさんは天国に行く自信がありますかと聞きました。「自信あります」と答えたみなさんにも聞きたいと思います。何で行けると思うのですか? だって生まれた時から教会行ってるもん。だって私、いつもお母さんの言うこと聞いてるもん。だってぼく○○君みたいに悪い子じゃないから。さあ、どうだろう。確かにみんなはすごく悪いことはしていないだろう。でもそれで天国に行けるわけではない。自分の悪い心を神さまにおわびし、イエスさまを信じて、神の子になったかどうかが大切だ。天国に行けるのは、がんばっていい子の人ではない。それも大切だけれど、一番大切なのはイエスさまを信じたかどうかなんだね。


 三月六日(日)
 ルカ十八18〜34

 小さい時から聖書の教えをきちんと守っていた一人の役人がイエスさまの所に来た。でも悲しい顔で帰っていった。この人は永遠の命より、お金の方が大切だった。お金を全部手放してイエスさまについていくことはできなかった。


 三月七日(月)
 ルカ十八35〜43

 エリコの町の近くに目の見えないこじきがすわっていた。イエスさまが通られると聞いた時、この人はイエスさまに「わたしをあわれんでください」と叫んだ。イエスさまは「何をしてほしいの?」と聞かれた。「見えるようになることです!」。イエスさまにはできると信じていたからそう答えたんだね。


 三月八日(火)
 ルカ十九1〜10

 エリコには有名人がいた。お金持ちだ。せが低い。取税人でみんなにきらわれている。ザアカイと言った。ザアカイはイエスさまがどうしても見たくて木に登った。でもイエスさまはザアカイの名前を呼んで、ザアカイの家にお客になってくれた。ザアカイはうれしかったんだね。


 三月九日(水)
 ルカ十九11〜27

 イエスさまがエルサレムに近づくと、いよいよ神の国が来るぞ、イエスさまが王様だとみんなは思っていた。でもまだまだいっしょうけんめいしなくては行けない仕事がたくさんある。神さまは期待している。


 三月十日(木)
 マタイ六19〜24

 お金は大切なものです。決して悪いものではありません。でもその大切なお金が、神さまより大切になってしまったら困ります。みなさんの宝はどこにありますか。銀行ですか。それとも天国ですか?


 三月十一日(金)
 2コリント九6〜8

 「ささげる恵み」という言葉があります。神さまは私たちがけん金しないと困るような方ではありませんが、私たちがよろこんでささげるとき、それをよろこんで受けいれ、しゅくふくしてくださいます。そう、ささげさせてくださったのもまた神さまなのです。


 三月十二日(土)
 ローマ十二1〜8

 お金のことだけが問題なのではありません。自分を神さまにおささげすることがとても大切なのです。それは神さまのおっしゃることだったらどんなことでもいたします、いやとは言いませんと心で決めて、本当に神さまにしたがっていくことです。そしてそんな私たちが受け入れられるのもまた神さまの恵みなのです。