聖書だ! ワクワク

 
 アダムの子どもたちはどんどんふえていった。でもみんな悪いことばかり考えている。神さまはとても悲しまれた。神さまは悪いことはおきらいになる。でも、そんな中でノアだけはちがった。神さまはノアをすくわれた。ぼくたちはどんなことを考えているだろうか。どんなことをしているだろうか。神さまが私たちをごらんになったらノアをよろこばれたように、よろこんでくださるだろうか。神さまにおわびしなければならないことがあったらちゃんとおわびしようね。


□五月一日(日)

    創世記六1〜4

 自分の好きな人とけっこんする、って当たり前のことです。みんなもきっとやがて好きな人ができるでしょう。でもね。人はすっかり神さまのことを忘れてしまった。神さまがどう思い、どう考えておられるかなんてどうでもよくなった。自分がうれしくて、楽しかったら何でもいい。それが問題だったんだね。神さまによろこばれる人とけっこんしようね。人の命はこのころから短くなっていった。百二十年。人がずっと生きていたらずっと悪いことばかりする、神さまは心配されたんだね。


□五月二日(月)

    創世記六5〜10

 悪いことが世界中に広がっていって、考えることはいつも悪いことばかり。神さまはとても悲しまれた。でも悪い人ばかりの中で、ノアは「正しく、かつ全き人」、「神とともに歩んだ」人だった。神さまのことを考え、神さまに祈り、神さまのよろこばれることをしたんだ。


□五月三日(火)

    創世記六11〜22

 神さまは洪水で世界をほろぼしてしまおうとされた。でもノアは救わおうとされた。そしてノアに大変な仕事をまかせられた。大きな大きな箱舟を作るんだ。すごく大変なことだった思う。でも家族みんなで力を合わせて、神さまのおっしゃるとおりにした。


□五月四日(水)

    創世記七1〜5

 次の指令は、「箱舟に入る」ということ。自分たちだけでなく、動物や空の鳥も入れてあげないといけない。でもノアはこれも全部神さまがおっしゃるとおりにした。神さまのおっしゃることをよく聞いて、従おうね。


□五月五日(木)

    創世記七6〜16

 ノアとその家族、そして動物たちが箱舟に入った。他の人はバカにして入ろうとしなかった。入ったのは全部で何人?神さまは箱舟のとびらをしめられた。雨が降り出した。四十日もずっと雨。洪水になった。助かったのは何人?そう箱舟に入った人はみんな救われたんだね。


□五月六日(金)

    創世記七17〜24

 ついに箱舟がぽっかり浮かんだ。箱舟の外にいた生き物は死んでしまった(魚は別だけど)。何でこんな悲しい、こわいことになってしまったんだろう。なぜ、ノアは助かったんだろう。箱舟に入るって、今ではイエスさまを信じるっていること。信じる人は助かるんだ。


□五月七日(土)

    マタイ二四32〜44

 ノアの時、周りにいた人はだれも心配していなかった。雨が降って、洪水になるまで気づかなかった。イエスさまがもう一度この世に来られるときも同じだ。今日は来ないよ、というような時に帰ってこられる。だから私たちは準備していよう。