聖書だ! ワクワク

 
 日本にはいろいろな神社やお寺があります。たくさんの人たちがそこにうその神さまをおがみに行きます。教会に行く人は少ないです。「え、お前教会に行ってるの?」と不思議そうな顔をされたり、バカにされたり、仲間はずれにされることもあるかもしれません。でも、これは日本だけのことではありません。どこの国でも、まじめにイエスさまを信じ、聖書の通りに生きようとする人はいじめられることがあるのです。けれども知ってください。イエスさまはちゃんと見ていてくださるし、知っていてくださるのです。


□六月十二日(日)

    使徒行伝七1〜8

 ステパノが話し始めた。まずみんながご先祖さまとして大事に思っているアブラハムのことから。みんなアブラハムのことはよく知っている。ここでステパノが言いたかったのは神さまはエルサレムだけの神さまではなく、世界の神さまだということ。なんと言っても遠いメソポタミヤにいたアブラハムを選んで、導かれたのだから。


□六月十三日(月)

    使徒行伝七9〜16

 続いてステパノは今度はヨセフの話をする。ヨセフの話もよく知っている。ヨセフがエジプトにいた時、そこでも神さまはヨセフといっしょにいてくださった。ヤコブと、ヨセフの兄弟たちがエジプトに住んでいた時もやっぱりいっしょだった。


□六月十四日(火)

    使徒行伝七17〜29

 神さまはエジプトでどれいになっていたイスラエルの人たちを忘れてはおられなかった。神さまの計画はちゃんと進んでいた。神さまが用意しておられたのはモーセだ。モーセには熱いハートがあった。でも人のがんばりは神さまのじゃまになることがある。


□六月十五日(水)

    使徒行伝七30〜34

 モーセは失敗した。そしてミデアンでまた四十年がたっておじいさんだ。でも神さまはそんなモーセをもう一度つかわされた。もう元気も自信もなかった。でもそれでよかった。私たちが弱くても、神さまの力が働くときにすばらしいことが起こっていく。


□六月十六日(木)

    使徒行伝七35〜43

 モーセは、神さまがイスラエルの人たちをエジプトから救い出すときにリーダーをした。神さまはイスラエルが荒野を歩んだときにも、いっしょに行き、その山の上から語られた。けれどもイスラエルの人たちは神さまの言葉に従おうとしなかった。


□六月十七日(金)

    使徒行伝七44〜53

 宮ができたのはソロモン王の時代だった。みんなは神殿が大切だ、と言っているけれど、神さまは宮だけで語られるのではない。神の言葉が大切だと言っているけれど、今までもずっと神の言葉にしたがわなかった、そしてとうとうイエスさまを殺してしまった、とステパノは語った。


□六月十八日(土)

    使徒行伝七54〜60

 みんなはますます怒ってきた。こわい顔でステパノをにらみつけた。そしてステパノを引きずり出して石を投げつけた。でもステパノはイエスさまを見ていた。この人たちに罪をおわせないで、ゆるしてあげてくださいとお祈りした。聞いたことのあるお祈りだね。