聖書だ! ワクワク

 

 ぼくが中学生のころ、クラスにいじめっ子がいた。いつもいじめられて、泣かされていた。でもある日、その子を教会にさそった。その子は教会に来てくれた。みんながいやがった。「あの子が来るなら私、教会に行くの止める」と言った。でもある日、そのいじめっ子がぼくに言った。「おれ、今まで悪いこといっぱいしてたけど、おれも救われるかな。おれもイエスさまを信じたい」。

 あいつだけは救われない、何て言ってはいけない。神さまはそんなあいつも愛して、救いたいと思っておられるのだから。


□六月二六日(日)

    使徒行伝十1-8

 カイザリヤというのは港町で、ローマのきちがあった。コルネリオはそんなローマの百人隊長だった。神さまを敬い、困っている人たちを助け、いつもお祈りをしていた。コルネリオはローマの人。でも神さまはそんなコルネリオをおぼえておられた。そのお祈りを聞いておられた。コルネリオにもイエスさまの話が伝わるようにしてくださった。


□六月二七日(月)

    使徒行伝十9-16

 コルネリオはヨッパにいたペテロに人をつかわした。ユダヤ人のペテロが、本当にローマ人のコルネリオの家に来てくれるだろうか。でも神さまはペテロの方にもふしぎな夢を三度も見せ、大事なことを教えようとしておられた。


□六月二八日(火)

    使徒行伝十17-23

 そんな時、コルネリオの家の使いがやって来た。本当はユダヤ人はローマ人の家には行かない。そんなことをしたら神さまに汚れてしまうと思っていた。でも聖霊がペテロに「さあ、いっしょに出かけなさい」と語りかけた。


□六月二九日(水)

    使徒行伝十23-33

 コルネリオは家族やしんせき、友だちまで集めてペテロのことを待っていた。そしてペテロが来ると大よろこびでむかえた。二人は神さまがそれぞれどんなことを語られたかをあかししあった。そしてコルネリオはペテロが話してくれる神さまのメッセージを全部、一言も聞きもらさないようにと耳をかたむけた。


□六月三十日(木)

    使徒行伝十34-43

 ペテロは心をこめてイエスさまのことを話した。イエスさまがなさったお話やきせき、イエスさまが十字架につけられ死なれたこと、そしてよみがえられたこと。そしてイエスさまを信じると罪がゆるされることを話した。


□七月一日(金)

    使徒行伝十44-48

 話を聞いていたコルネリオたちの上にあのペンテコステの日に弟子たちに与えられたのと同じように聖霊がくだった。そしてペテロにすすめられて、みんながイエスさまを信じてバプテスマを受けた。みんなすくわれて、心から神さまをさんびした。みんなうれしかっただろうなあ。


□七月二日(土)

    使徒行伝十一1-18

 さあペテロがエルサレムに帰っていったとき、ペテロがローマ人の家に入っていっしょに食事をしたことが大問題になっていた。ペテロは神さまが教えてくださったこと、そこで神さまがしてくださったことを一つ一つ話していった。みんなも心から神さまのことをさんびした。