聖書だ! ワクワク

 

 七月になりました。また今日から旧約聖書にもどって、アブラハムの話を読んでいきます。アブラハムは最初は名前がちがっていました。アブラムです。だから今週読むところでは「アブラム」と書かれています。この人はイスラエルの人たちだったらみんなが知っていて、みんなが大好きな人物です。神さまもアブラハムが大好きでした。どんな人だったのかな。


□七月三日(日)

    創世記十一26-32

 系図って見たことある?みんなはみんなのおじいさん・おばあさんの名前知っている?ひいおじいさんやひいおばあさんは?名前ばかりでこんがらがらないように整理して書いてみよう。アブラムは最初、ウルという遠い町に住んでいました。奥さんはサライと言いましたが、二人には子どもがいませんでした。そんなアブラムのお話が始まります。ウルは大きな町でした。でも、そんな大きな町の子どものいないアブラムとサライのことを神さまはお心にとめておられたのです。


□七月四日(月)

    創世記十二1-3

 神さまは「わたしが示す地に行きなさい」とおっしゃいました。なれた場所・友だち・仕事をはなれるのは大変なことです。でも、神さまはアブラハムに大きな約束をくださいました。「祝福の基」とはアブラハムを通して、神さまの恵みがあふれてくるというすばらしい約束でした。


□七月五日(火)

    創世記十二4-9

 アブラムは神さまのおっしゃったように出ていきます。神さまはそんなアブラムに「あなたとあなたの子孫」とおっしゃいます。子孫?まだ子どもはいないけれど、神さまは子どもをくださるんだな・・・とアブラムは感謝しました。


□七月六日(水)

    創世記十二10-20

 アブラムはここでは神さまを信じ、信頼することができませんでした。エジプトの人たちはこわい・・・と思って、サライのことを奥さんではなく、妹と言ったのです。とてもあぶないところでした。けれども神さまはアブラムをあわれんで、守ってくださいました。


□七月七日(木)

    ヨシュア二四2-4

 ヨシュアのころにはアブラハムの子孫はものすごく数も増え、本当にアブラハムに神さまがおっしゃった土地を自分たちのものとして与えられていました。アブラハムは最初はうその神さまを信じていました。でも神さまはそんなアブラハムを救って、本当の神さまを礼拝する人に変えられたのです。


□七月八日(金)

    ヘブル十一8

 アブラハムは行き先をしりませんでした。けれども、「わたしが示す地に行きなさい」とおっしゃった神さまを信じて従いました。私たちも、どんな将来がまっているのか、分からないかもしれません。けれども神さまのおっしゃる通りに歩んでいれば安心です。


□七月九日(土)

    使徒七1-5

 アブラハムが生きている内には土地は自分のものになりませんでした。アブラハムに与えられていたのは、神さまの約束だったのです。そしてアブラハムはその約束をしっかり握ったのでした。