聖書だ! ワクワク

 

 けんかしてた友だちと仲直りしたことある?ヤコブとエサウの兄弟は仲直りするのに二十年もかかってしまったね。ヤコブの子どもたちもまた仲が悪くて大変なことになっていたんだよ。これは後のお楽しみ。

 どうしたら仲直りできるのかなあ。「お前が悪いんだから、先にあやまれ」とお互いに言っていたら、いつまでたっても仲直りできないよね。聖書はね。たとい相手が悪くても、その相手の人のためにお祈りしてあげなさいと言っています。意地悪なお祈りではありません。相手のためにいいお祈りをしてあげましょう。そしてもしかして、自分も悪かったかなあと反省するのも大切だよね。


□九月二五日(日)

    創世記三一1-24

 神さまはヤコブに「さあ、自分の国に帰りなさい」とおっしゃいました。でもまともにラバンおじさんに言ったら、きっと帰してくれないでしょう。ヤコブはみんなを連れて逃げるように出て行きます。神さまはヤコブといっしょにいてくださいました。


□九月二六日(月)

    創世記三一25-35

 ラバンおじさんはカンカンに怒って追いかけてきました。けれども神さまはラバンおじさんにも語りかけてくださいました。ラケルはうその神さまを盗んできていました。隠し通したんだけど、困りますね。捨てなくちゃいけない物をもっていては。


□九月二七日(火)

    創世記三一36-42

 ヤコブはラバンおじさんの家にいたときの二十年を振り返って語りました。ヤコブは正直でしたが、おじさんはずるい人でしたし、厳しい人でした。でも神さまはヤコブと一緒にいてヤコブを助けてくださったのです。ヤコブもそのことを本当に感じていました。


□九月二八日(水)

    創世記三一43-55

 ラバンとヤコブはそこに石を立てて約束のしるしとします。お互いに悪いことはしないこと、ヤコブは奥さんたちを大切にすることを約束しました。みんなは約束をすることがありますか。その約束ちゃんと覚えていますか。ちゃんと守っていますか。


□九月二九日(木)

    創世記三二1-21

 さて、故郷に帰ると言うことは、お兄さんのエサウに会わなければならないということです。ヤコブは心配でたまりませんでした。ヤコブは神さまにお祈りし、それからいろいろ自分で作戦を考えます。けれどもそれでもヤコブは安心できませんでした。


□九月三十日(金)

    創世記三二22-32

 ヤコブはまた一人になりました。ヤコブはそこで神さまと組みうちをしました。それは神さまにお祈りしたと言うことでもあります。そしてしがみついて、私を祝福してくださいと言いました。神さまはヤコブの願いを聞いてくださいました。


□十月一日(土)

    創世記三三1-11

 神さまと一晩を過ごしたヤコブは勇気が与えられていました。そして、先頭を進んで、エサウ兄さんの前に出ます。手をついてお兄さんの前に進んだヤコブでしたが、もうエサウ兄さんは怒ってはいませんでした。二人は抱き合って再会を喜びました。仲直りできてよかったね。