聖書だ! ワクワク

 
 イエスさまやお弟子さんたちはふだんの時は北のいなかのガリラヤ地方で生活していました。イエスさまは十字架にかかるためにエルサレムに旅をしてこられたのですが、弟子たちはそんなイエスさまの気持ちは全然分かっていません。エルサレムのすばらしい神殿を見て、かんげきです。イエスさまが王様になったら、自分たちもずっとここに住むことになるかも・・・と考えていたかもしれません。イエスさまは弟子たちにもうちょっとちがう目のつけどころをしてほしかったにちがいありません。でもイエスさまは、そんな弟子たちに答えて、十字架を前にしてとても大切なことをまた教えられます。


□十一月二十日(日)

    マタイ二四1-14

 「この宮の石は全部くずされてしまう」と言われて弟子たちはびっくりでした。目に見えるものはいつまでも続くことはありません。必ずくずれていきます、変わっていきます、壊れていくのです。大変な時代が来る。でも福音は全世界に伝えられるとイエスさまはおっしゃいました。


□十一月二一日(月)

    マタイ二四15-28

 イエスさまがもう一度来られる前にはにせキリストがあらわれるといいます。「わたしはキリストだ」「わたしは救い主だ」だとうそをついてやってくる人たちだ。ふしぎなことをして私たちをびっくりさせてもだまされてはいけません。


□十一月二二日(火)

    マタイ二四29-31

 イエスさまは雲に乗って栄光のうちに帰ってこられます。知らないうちに帰っていたと言うことはありません。これを「再臨」と言います。このイエスさまの再臨は、私たちの喜びの日です。世界中のイエスさまを信じる人たちが集められてイエスさまをたたえます。


□十一月二三日(水)

    マタイ二四32-35

 ちょうど木や花を見て季節を知るように、私たちがイエスさまのお言葉に心をとめて世界を見ていると、イエスさまの再臨が近づいているのがわかります。目に見えるものは滅んでいきます。けれどもイエスさまの言葉はどんなに時代が変わっても変わることはありません。


□十一月二四日(木)

    イザヤ四十1-8

 草は枯れます。花はしぼみます。人も変わっていきます。国の歩みの中にも、栄えるとき、滅びるとき、いろいろなことがあるでしょう。けれども神の言葉は変わりません。どんなにきびしいことや、大変なことがあったとしても、神の言葉は必ずその通りになるのです。


□十一月二五日(金)

    詩篇一九1-15

 神の言葉は世界にひびきわたっています。この神の言葉は冷たいものではありません。私たちに命とよろこびと知恵を与えます。その言葉はどんな宝よりもかちがあり、どんなごちそうよりもすばらしいのです。み言葉のおいしさ味わっていますか。


□十一月二六日(土)

    詩篇三三1-22

 世界は神さまの言葉によって造られました。神さまが語られるとその通りになったのです。神さまの言葉が実現しないことはありません。私たちもそのみ言葉によって生かされています。この神さまのみ言葉を信じて、神さまにすがっていきましょう。