聖書だ! ワクワク

 
 新しい年を迎えました。教会学校に来て、神さまを礼拝し、いっしょに聖書を読んでいるみんなに、神さまの豊かな祝福があるようにお祈りしています。
 神さまはこの聖書を私たちにくださいました。「あーあ、また読まなきゃいけないのか」ではありません。私たちが愛と力と平和の神さまの言葉を自分で読むことができるということは、とてもすばらしいことなのです。ワクワクすることなのです。
 今年は一月から五月までイエスさまの十二弟子の一人だったヨハネがどのようにイエスさまと出会い、イエスさまを信じ、したがうようになったのか。ヨハネの視線でイエスさまを見て見たいと思っています。


□一月一日(日)

    マルコ一1 - 8

 イエスさまが神さまのことをみんなにお話する前に、バプテスマのヨハネという人が出てきて、「もうすぐ救い主がこられるから準備をしなさい」とみんなに言いました。「このお方はすごい方なんだぞ」ヨハネはみんなに話しました。


□一月二日(月)

    マルコ一9 - 15

 イエスさまはこのヨハネからバプテスマを受けられました。それから荒野で悪魔のゆうわくを受けられました。イエスさまはその大切なお仕事を始められる前にいろいろな準備をなさいました。そして、ついに旧約聖書にも約束された救いの時が来たのだというすばらしい知らせを話し始められたのです。


□一月三日(火)

    マルコ一16 - 20

 イエスさまはガリラヤ湖の側を歩いて、ガリラヤの漁師たちに声をかけ、弟子にされました。ヨハネとヤコブの兄弟もイエスさまについていきました。いろいろなものをおいて、ついて行きました。何をおいて行ったでしょうね。


□一月四日(水)

    ヨハネ一19 - 28

 バプテスマのヨハネは自分は「声」だと言いました。声はしばらく聞こえて、すぐに消えてしまいます。自分が目立ったり、ほめられたりすることではなく、大切なお知らせを相手に届けることが声の役割だからです。


□一月五日(木)

    ヨハネ一29 - 34

 バプテスマのヨハネはイエスさまを「世の罪を取り除く神の小羊」だと紹介しました。昔は罪をおかした人はおわびのしるしとして小羊を殺してささげたのです。そしてイエスさまは私たちみんなの罪を負って死ぬために来てくださったのです。


□一月六日(金)

    ヨハネ一35 - 42

 バプテスマのヨハネは自分の弟子たちにイエスさまを紹介しました。弟子たちはイエスさまについて行きました。そしてイエスさまが救い主であることが分かりました。その一人はペテロの兄弟アンデレでした。もう一人はこの福音書を書いたヨハネだったかもしれないと言われています。


□一月七日(土)

    ヨハネ一43 - 54

 ピリポとナタナエルも「わたしにしたがって来なさい」と言われて、。イエスさまについていき、イエスさまを信じました。51節の話は創世記二八章のヤコブの夢に似ているね。イエスさまはこの世と天国とを結ぶはしごになってくださったんだね。