聖書だ! ワクワク

 
 いよいよ十字架が近づいて来ます。イエスさまはユダが自分を裏切ることも、また他の弟子たちがみんな自分を見捨てて逃げていくことも全部知っておられました。けれども、イエスさまは弟子たちを愛して、愛し通されました。イエスさまは同じように私たちのことも愛していてくださいます。私たちは失敗したり、時に神さまを悲しませてしまうことがあるかもしれません。けれども、イエスさまは私たちを見捨てずに愛していてくださるのです。


□三月十九日(日)

    ヨハネ十三1 - 11

 ユダヤでは外から家に帰ると汚れた足を洗ってもらいます。そして足を洗うのは奴隷の仕事でした。ところがそこには奴隷がいませんでした。だれが洗ったらいい?弟子たちが顔を見合わせているときに、イエスさまが立ち上がって弟子たちの足を洗ってくださいました。それは「私は足だけではなくお前たちのきたない心を洗うために来たんだよ。そのために十字架にかかるんだよ」と言うメッセージでもありました。


□三月二十日(月)

    ヨハネ十三12 - 20

 イエスさまは私たちのために手本を示してくださいました。お互いにいばり合うのではなく仕え合うように、汚れた、きたない、弱いところがあったら、その弱さ・罪深さを負い合うようにとイエスさまは迫られたのです。


□三月二一日(火)

    ヨハネ十三21 - 30

 「あなた方の中のうちの一人が私を裏切る」と聞いて弟子たちはびっくりしたでしょう。でもユダはドキッとしたに違いありません。イエスさまは最後までユダを愛しておられました。そしてユダが悔い改めることを願っておられました。何回もチャンスはありました。でもユダは最後まで悔い改めなかったのです。


□三月二二日(水)

    ヨハネ十三31 - 36

 イエスさまは弟子たちに大切な新しい戒めを与えられました。「互いに愛し合いなさい」という戒めです。「私があなた方を愛したように」とイエスさまはおっしゃいます。イエスさまが命をかけて愛してくださったから私たちも愛し合うのです。


□三月二三日(木)

    ヨハネ十四1 - 17

 弟子たちの心の中にも不安や恐れがいっぱいだったでしょう。イエスさまのおっしゃることがわからなかったからです。でもイエスさまは「神を信じ、私を信じなさい」とおっしゃいます。イエスさまは本当の道・真理・命であって、私たちを間違いなく父なる神さまに導いてくださる方だからです。


□三月二四日(金)

    ヨハネ十四18 - 24

 イエスさまは絶対に私たちをひとりぼっちになさることはありません。イエスさまは私たちを愛していてくださいます。私たちもイエスさまを愛します。イエスさまを愛するとはイエスさまに聞いて従うことです。


□三月二五日(土)

    ヨハネ十四25 - 31

 イエスさまは心の騒いでいる弟子たちに、「私の平安をあなた方に与える」とおっしゃいました。それに助け主なる聖霊がつかわされようとしていました。聖霊は今でも私たちの心に住んでイエスさまの言葉・聖書の言葉を思い起こさせてくださるのです。