聖書だ! ワクワク

 今日からヨハネの黙示録を学びます。イエスさまが天に帰られて教会が生まれてから七十年近くたって、イエスさまのお弟子たちももうヨハネだけになっていたかもしれません。ローマの皇帝は教会を迫害し、イエスさまを信じている人たちを苦しめていました。ヨハネも島流しの刑になっていました。けれどもヨハネはイエスさまの勝利を知っていました。最後はローマではなく、イエスさまが世界を治めることも知っていました。ヨハネは神さまから言われて、教会の人たちに手紙を書きます。それがこの黙示録なのです。


 五月七日(日)    黙示録一1〜3

     「時が近づいている」。イエスさまの勝利の完成の時、雲にのって世界を裁くために来られるその日が近づいています。いろいろなことがあります。まるで神さまなどいないのではと思うほどにいろいろなことが起こっています。けれども確かに歴史は神の御計画の通りに動いているのです。私たちは目をさまして備えたいと思います。

 五月八日(月)    黙示録一4〜6

     ヨハネは島流しになる前にアジア州の中心であったエペソの町の教会で牧師をしていたと言われています。ヨハネはアジア州の七つの教会にこの黙示録を送ろうとしています。ヨハネはイエスこそが世界の支配者、私たちを愛し、救って、私たちを神さまの国に生きる者に変えてくださったと賛美しています。

 五月九日(火)    黙示録一7〜8

     イエスはやがて雲に乗って帰って来られます。ふと気がついたらいつの間にか来ていたよということはありません。その日にはみんながそのイエスさまを見るのです。アルパとオメガとは最初を造り、最後を完成する方と言うことです。

 五月十日(水)    黙示録一9〜16

     ヨハネはイエスさまを信じ、イエスさまに従っていたために捕まえられてパトモスという小さな島に連れて行かれました。日曜日のことです。ヨハネはそこでも礼拝をしていたでしょう。ヨハネは栄光に輝くイエスさまにお会いしたのです。

 五月十一日(木)    黙示録一17〜20

     イエスさまは確かに私たちの罪を負って十字架の上で死んでくださいました。けれどもよみがえって、今も、いつまでも生きておられます。イエスさまが世界を造り、それを完成してくださるのです。そしてそのイエスさまがヨハネに大切なことを教えてくださいました。

 五月十二日(金)    ピリピ二1〜10

     イエスさまは神の子でしたが十字架の死にまでも従って、ご自身を低くしてくださいました。けれども、そのイエスが今は高く引き上げられて、神の右に座しておられます。すべての人はイエスを信じて、神を賛美すべきです。

 五月十三日(土)    エペソ二1〜10

     イエスさまはよみがえって天で座につかれただけではなく、私たちもまた共に天で座につかせてくださいます。それは将来と言うだけではありません。もうすでに私たちはイエスと共に神の国に生きる者とされている、そうパウロはエペソの教会の人たちに語りました。