聖書だ! ワクワク

 エジプトにいたイスラエルの人たちは苦しい苦しい時を過ごしていました。でも神さまはちゃんとイスラエルのことを覚えておられました。イスラエルの人たちの祈りや叫びを聞いておられました。イスラエルのご先祖たちのアブラハムやイサクやヤコブとした約束を覚えておられて、イスラエルの人たちを救おうとしておられたのです。何も起こっていないように見えたかもしれません。けれども神さまの御計画はちゃんと進んでいました。神さまはモーセを造ってイスラエルを救い出そうとされました。同じ神さまはみんなのことも造って、大きなことをしようとしておられます。


 七月九日(日)    出エジプト二11〜15

     モーセが四十歳の時でした(使徒七23)。モーセは自分がイスラエルの人たちを救おうと立ち上がりました。けれども、モーセの計画は失敗しました。みんながモーセのことを信用してくれなかったのです。モーセは怖くなって逃げました。神さまには神さまの時があったのです。

 七月十日(月)    出エジプト二16〜25

     モーセはミデアンの地に逃げました。けれども神さまはそこでモーセのためにすてきな奥さんと家族を与えてくださいました。神さまはモーセのためにも、イスラエルのためにもすばらしいご計画を持っておられたのです。

 七月十一日(火)    出エジプト三1〜6

     モーセがミデアンに逃げて四十年がたちました。モーセはすっかりおじいさんです。でも神さまはそのモーセを呼んでくださいました。イスラエルを忘れてはおられませんでした。アブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神はモーセの神、そして私たちの神でもあります。

 七月十二日(水)    出エジプト三7〜12

     神さまはイスラエルを救おうとしておられました。そして、モーセをそのために使おうとされました。モーセは心の中が心配でいっぱいでした。でも、神さまはすばらしいしるしを与えてくださいました。神さまがいつも一緒にいるというお約束でした。

 七月十三日(木)    出エジプト三13〜22

     「わたしは有って、有る者」って不思議な名前だよね。私たちは生きるためにたくさんのものがいる。空気も水も食べ物も光も言葉も友達も。でも神さまは何もなかったとしてもいることができる。すべてを造り、すべてを生かしているお方だと言うことなんだよ。

 七月十四日(金)    出エジプト四1〜9

     モーセはどうせみんな聞いてくれないと恐れていました。けれども神さまはふたつのしるしを与えてくださいました。びっくりすることが起こりました。そしてモーセはこれからもっともっとびっくりするような神さまのみ業を見るのです。

 七月十五日(土)    出エジプト四10〜17

     それでもモーセはまだ勇気がでません。自分は話が下手だし、神さまお願いです。他の人を送って下さい、とお祈りします。けれども神さまはそれ以上、モーセに尻込みしてほしくはありませんでした。モーセに信じて、神さまのおっしゃるように出て行ってほしかったのです。