四十歳の時のモーセはとても元気でした。よし、おれがイスラエルを救ってやるという意気込みに満ちていました。でも神さまはそんなモーセをお用いになることができませんでした。そしてモーセは八十歳になりました。モーセは元気だったようです。それでも四十歳とは違います。それに何かすっかり自信をなくしてしまっているようです。でも、神さまはそんなモーセを用いようとしておられました。神さまは私たちのことも用いてくださいます。それは私たちがすごく力があって、頭が良くて、どんなことでも上手にできるからではありません。神さまは自分ではなく、神さまにすがる人をお用いになるのです。
□ 七月十六日(日) 出エジプト五1〜9
モーセはお兄さんのアロンと一緒に勇気を出してパロ王様の所に行きます。「私たちの神、主はこう言われます」と神さまの言葉を語るのです。私たちの神さまは昔も今も私たちに語られます。けれども二人はかえって王様を怒らせてしまいました。
□ 七月十七日(月) 出エジプト五10〜23
イスラエルの人たちはかえって余計に苦しくなってしまいました。みんな怒っています。モーセも、「だからエジプトには行きたくないって言ったのに・・・」と思ったかもしれません。でも神さまにはちゃんとお考えがありました。
□ 七月十八日(火) 出エジプト六1〜13
神さまは「わたしは主」とおっしゃいます。これから後、「主」という名前で、イスラエルの人たちは、自分たちを救ってくださった神さまを思い出すことになります。でもみんなももモーセもなかなか素直に神さまの言葉を信じられません。でも神さまはモーセにパロの所に行けとおっしゃったのでした。
□ 七月十九日(水) 出エジプト六14〜30
神さまはエジプトの王様に何と言ったらいいのか教えてくださいました。でもモーセは自分はうまく言えないと神さまに訴えます。私たちも神さまのことを上手に友達に話せないことってあるよね。でも神さまはちゃんと助けてくださいます。
□ 七月二十日(木) 出エジプト七1〜13
パロ王様はなかなかイスラエルの人たちを自由にしてくれませんでした。神さまはいろいろな不思議なことをエジプトの人々に見させられます。そのことを通して、イスラエルの神さまはすごいということをたくさんの人たちが知りました。
□ 七月二一日(金) 出エジプト七14〜25
神さまはエジプトに十の災いを送られます。一つめは、川の水が血になると言うことでした。ナイル川は大きな川です。そしてこの川はエジプトの命です。でもその川の水が飲めなくなりました。神さまはエジプトの大きな川も自由にすることができたのです。
□ 七月二二日(土) 出エジプト八1〜15
二つめの災いはかえるでした。エジプトの人たちはかえるも神さまだと言って拝んでいました。でも、そこら中かえるだらけでエジプトの人たちはまいってしまいます。パロ王様も降参です。でもかえるがいなくなるとまたパロ王様は心をかたくしました。