八月六日は何の日か知っていますか? 一九四五年、広島に原爆が落とされた日です。子どもたちも含めて十四万人の人たちがその一つの爆弾によって亡くなりました。八月九日には続いて長崎に原爆が落とされ、七万人の人たちが亡くなったと言われます。戦争って怖いですよね。でも、そんな怖い戦争も、私たちの心の中にある怒りや憎しみ、信じられない心がだんだん大きくなって怒ってくるのだと思います。平和を作り出す人たちはさいわいだとイエスさまはおっしゃいました。今私たちに与えられている平和を感謝し、また平和のために祈り、そのために私たちができることを考えましょう。
□ 八月六日(日) 出エジプト十四1〜9
パロはイスラエルの人たちが出て行ってしまってから、また考えを変えて追っかけてきました。悪魔もとてもしつこいです。なかなかあきらめません。何とかして、私たちをまた自分のけらいにしようとします。だからいつも神さまに聞き、神さまに従いましょうね。
□ 八月七日(月) 出エジプト十四10〜20
イスラエルの人たちは海の前にテントを広げて休んでいました。ところが後ろからエジプトの馬や戦車が追いかけてきて、とたんにすごく怖くなりました。でもモーセは「神さまご自信が戦って助けてくださるから、黙ってみていなさい」とみんなを勇気づけました。
□ 八月八日(火) 出エジプト十四21〜31
すごいことが起きました。海が二つに分かれて、その間にかわいた道ができたのです。イスラエルの人たちはそこを渡って向こう側にたどり着きましたが、エジプトの人たちは海がまたもとどおりになっておぼれてしまいました。みんなが神さまを信じました。
□ 八月九日(水) 出エジプト十五1〜21
神さまのすばらしいみわざを見て、イスラエルの人たちは声を合わせ、心からの喜びをもって、神さまにさんびをささげました。「神さまは私たちのために戦ってくださった。私たちを救ってくださった」と心から歌いました。
□ 八月十日(木) 詩篇一三六1〜15
イスラエルの人たちが、神さまを礼拝して、みんなで交互に歌っただろうと言われています。イスラエルの人たちにとって神さまは天と地の造り主、そしてエジプトで奴隷であったところから救ってくださった救い主でした。イスラエルの人たちはそのことを忘れないようにこの讃美を歌ったのです。
□ 八月十一日(金) イザヤ四三14〜21
「海の中に大路を設け、水の中に道をつくり」って何のことか分かるよね。イスラエルの人たちはいつも神さまがエジプトから救ってくださった出エジプトのことを思い起こしました。でも神さまはもっと大きな、新しいことがこれから起こるぞと約束してくださたのです。
□ 八月十二日(土) イザヤ六三10〜19
イスラエルの歴史の中には出エジプトのあとも大変なことがたくさんありました。けれどもイスラエルの人たちはモーセの時代に起こったことを思い出し、救い主である神さまに祈り求めたのでした。