聖書だ! ワクワク

 さて今週も日にちクイズ。八月十五日は何の日だろう。この日は六一年前に日本が戦争に負けて、降参した日です。そしてこの日から日本は変わりました。新しい時代が始まったのです。第二次世界大戦の時代、世界中で戦争が起こり、たくさんの人たちがなくなりました。けれどもその後も、戦争が世界からなくなる日はまだ来ていません。世界のどこかで今日も爆弾が爆発し、今日も銃で人が殺されています。神さまが世界の子どもたちを守ってくださるように祈りたいと思います。みんなの中からも世界に出て行って平和のために働く人、イエスさまの福音をもって世界に出て行く人が起きてほしいと思います。


 八月十三日(日)    出エジプト十五22〜27

     神さまを心から賛美して三日めでした。イスラエルの人たちはもう文句を言い始めます。あんなに大きな救いの出来事を見たのに、ちょっと大変なことがおきると、信じないですぐに文句を言うって、誰かと似てない?

 八月十四日(月)    出エジプト十六1〜12

     エジプトを出て一ヶ月ほどたっていました。エジプトから持ってきていた食べ物ももうなくなってきます。イスラエルの人たちは神さまにお祈りしたり求めるのではなく、文句を言います。「エジプトで死んでいればよかった」という言葉はどんなに神さまを悲しませたことでしょう。

 八月十五日(火)    出エジプト十六13〜21

     神さまは不思議なパンをイスラエルの人たちにくださいました。朝のうちに集めないと溶けてしまうし、横着して今日たくさん集めて明日は寝坊しようと考えていると、あまって取っておいた分は虫がつきました。毎朝、集めるって、聖書を読むのと似てるね。

 八月十六日(水)    出エジプト十六22〜30

     もう一つ大切な約束事がありました。それは安息日(昔は土曜日)の朝にはこのパンはないということでした。安息日は神さまの日で他の仕事をしてはいけなかったからです。だから前の日には特別二日分集めることになっていました。

 八月十七日(木)    出エジプト十六31〜36

     イスラエルの人たちはそのパンを最初見たとき「マナ?」と言いました。「これ何?」という意味です。今まで見たことのない特別な食べ物でした。イスラエルが約束の地に行って、そこの食べ物を食べるようになるまで、神さまは毎日毎日マナを与えてくださいました。

 八月十八日(金)    出エジプト十七1〜7

     さて今度はまた水です。イスラエルの人たちは神さまを信じないで、「もう死んじゃう」「神さまなんかおられないんだ」と言いました。モーセを殺そうとさえしました。でも、そんなイスラエルの人たちのためにも神さまは水を与えてくださいました。

 八月十九日(土)    民数記十一1〜35

     次は、「マナばっかりで飽きちゃった。ああエジプトにいた頃は良かったなあ」と文句を言って泣き出しました。さすがのモーセもあきれ果てたかもしれません。けれども神さまはイスラエルの人たちがほしがった肉をくださったのでした。