聖書だ! ワクワク

 みんなは聖書の中の人物でだれが好きですか。アブラハムとかダビデとか、ペテロとかヨハネとかパウロとかみんながよく知っている人物もたくさんいるけれど、あまり知られていない人たちもたくさんいます。実は名前の残っていない人たちはもっとたくさんいるでしょう。でもみんな神さまの大切な宝物です。私たちも全然有名ではないかもしれません。でも天地を作られた神さまが私たちのことを知っていてくださるのです。これってすごくないですか?


 十一月五日(日)    使徒行伝四32〜37

     地中海の東の方にクプロ(キプロス)という島があります。大きな島です。この島でイスラエルのレビ族の子孫としてヨセフという男の子が生まれました。(ヨセフって聖書の中に何人も出てきますね)。このヨセフがイエスさまを信じてクリスチャンになりました。そしてみんなからはバルナバ(慰めの子)と呼ばれていました。優しい人だったのでしょうね。彼は思い切って喜んで献げる人でもありました。

 十一月六日(月)    使徒行伝九1〜9

     さてサウロという人がいました。この人はクリスチャンが大嫌いでした。そしてクリスチャンがいると聞くとどこにでも出て行って、クリスチャンを捕まえ、こらしめました。ある時サウロはダマスコの町に向かっていました。けれどもイエスさまがサウロに出会ってくださいました。

 十一月七日(火)    使徒行伝九10〜19

     ダマスコにアナニヤというお弟子さんがいました。神さまはアナニヤに現れて、サウロのところに行ってお祈りをしてあげなさいとおっしゃいました。アナニヤはこわかったでしょう。けれども神さまのおっしゃるとおりにしてサウロに手をおいておいのりしてあげました。サウロはイエスさまを信じる人になりました。

 十一月八日(水)    使徒行伝九19〜31

     イエスさまを信じたサウロはエルサレムに行ってクリスチャンの仲間に入れてもらおうとしました。でもみんなサウロのことを信じてくれません。でもバルナバがサウロのためにみんなを説得してくれたのでした。

 十一月九日(木)    使徒行伝十一19〜26

     エルサレムよりもずっと北にアンテオケという町がありました。その町に神さまを信じる人がたくさん生まれたとき、エルサレムの教会は新しくうまれたアンテオケの教会のためにバルナバを送りました。バルナバはサウロを連れてきてアンテオケで一緒に教会の仕事をしました。

 十一月十日(金)    使徒行伝十三1〜4

     アンテオケの教会は今度はお祈りしてバルナバとサウロをまだイエスさまのことを聞いたことのない人たちのために送り出しました。バルナバがサウロと一緒に行ったのはどこだったか知ってる? そうバルナバの故郷のクプロ島でした。

 十一月十一日(土)    使徒行伝十五36〜41

     バルナバたちはアンテオケに帰って来ていました。もう一度伝道旅行に行くことになった時、バルナバは前の旅行で途中で帰ってしまった、いとこのマルコも連れて行ってあげたいと思いました。バルナバの忍耐力と人を受け入れ育てるというその大きな役割を思います。