みなさんの教会ではアドベント・クランツを飾っているでしょうか。四本のろうそくをこのアドベントの期間に一本ずつつけていきます。そのようにして光として来てくださったイエスさまのお誕生を待ち望むのです。今日は二本ろうそくがつくはずです。楽しみですね。
イエスさまのお父さんになったヨセフとお母さんになったマリヤはエルサレムのずっと北の方のガリラヤ地方、ガリラヤ湖よりも西のナザレという村に住んでいました。地図で見ておいてくださいね。二人は有名人でもなく、お金があったわけでもありません。でも神さまはこの二人をイエスさまがこの世に来られる時に特別な役割を果たすように選ばれたのです。
□ 十二月十日(日) ルカ一26〜38
まだ結婚していなかったマリヤがイエスさまのお母さんになる、それは「おめでとう」と言われても不安もあったでしょう。けれどもマリヤは神さまに「私は主のはしためです。お言葉どおりに」と答えるのです。
□ 十二月十一日(月) ルカ一39〜45
マリヤは神さまの言葉をそのまま信じました。語られた神さまは、それをすることがおできになると信じたのです。だからマリヤはイエスさまのお母さんになることができたのです。しんせきのエリサベツもまりやこのことを心から喜びました。
□ 十二月十二日(火) ルカ一46〜56
マリヤは神さまをたたえて賛美します。マリヤは神さまが先祖たちとの約束に基づいて、大きなことを始めておられることを感じていました。そしてそんな神さまの働きの中に自分が加えられていることを思うと感謝しないではおられなかったのです。
□ 十二月十三日(水) ルカ一57〜66
エリサベツに子どもが生まれました。みんなが喜び、すばらしいことをしてくださった神さまをたたえました。ゼカリヤとエリサベツは神さまに言われたとおりに、その赤ちゃんを「ヨハネ」と名づけました。バプテスマのヨハネの誕生です。このヨハネは救い主をお迎えする準備をするようにみんなに勧めた人です。
□ 十二月十四日(木) ルカ一67〜80
ゼカリヤがまたしゃべれるようになった時、みんなの前で心から神さまを賛美しました。ゼカリヤは生まれたばかりの赤ちゃんのヨハネが大きくなってどんなに大切な仕事をするのか知っていたのです。「罪のゆるしによる救い」が来ようとしていました。
□ 十二月十五日(金) 創世記十八9〜15
エリサベツもザカリヤも昔、アブラハムとサラに起こったことを思い出していたはずです。サラもまた神さまにはできないことはないということを経験した人でした。子どものいなかった九十歳のサラにイサクが生まれたのですから。
□ 十二月十六日(土) ヘブル十一8〜12
サラも赤ちゃんが生まれると言われても最初は信じられなかったと思います。けれどもサラも、約束してくださった神さまは絶対にうそはつかない真実な方であることを信じたのです。そして神さまはアブラハムとなさった約束を実現してくださったのでした。