聖書だ! ワクワク

 戦争の話をもう少ししましょう。新約聖書の中でイエスさまはあなたに敵がいたとしても、その敵をも愛し、意地悪をする人がいたら、その人たちのためにお祈りしてあげるようにと教えられました。仕返しをするとまた仕返しが返ってきます。そして、どんどん暴力が大きくなっていきます。  こうもおっしゃいました。「剣を取る者は剣で滅びる」。武器で戦うと言うときに、どうしてもやりすぎてしまい、また自分の力に頼って、「自分は強いのだから、他の人たちはみんな自分の言うことを聞け」となったりしやすいのです。イエスさまが教えられたのは暴力は本当の解決にならないということです。


 二月四日(日)    ヨシュア九1〜27

     ギベオンの人たちはイスラエルの人たちをだましました。そしてイスラエルの人たちはその下手なお芝居を見破ることができませんでした。でも何でだまされてしまったかというと、神さまにちゃんと聞かなかったからです。

 二月五日(月)    ヨシュア十1〜11

     ギベオンの人たちがイスラエルに降参してしもべのようになってしまったことを知った周りの国々はギベオンを攻めてきました。ヨシュアは助けを求められて、戦いに出て行きます。でも相手は王様の連合軍です。ヨシュアにも恐れがあったでしょう。でも神さまはイスラエルに勝利を与えてくださいました。

 二月六日(火)    ヨシュア十12〜28

     ヨシュアがお祈りしたときに、丸一日、日が沈まないで天にとどまったと言います。ヨシュアのお祈りを神さまが聞いてくださったのです。このようにしてヨシュアは敵をまったくやっつけることができました。神さまは私たちのお祈りも聞いていてくださいます。

 二月七日(水)    ヨシュア十29〜43

     イスラエルが次々に戦いを重ねて勝利していったことが書かれています。でもそれはイスラエルの人たちがすごかったのではありません。神さまが一緒に行って、イスラエルのために戦ってくださったのです。

 二月八日(木)    ヨシュア十一1〜15

     今度の相手はこれまでにないほどの大軍で、馬や戦車もたくさん持っていました。神さまは戦いに勝って、馬や戦車を奪い取っても、それを捨てるようにとおっしゃいました。今度、馬や戦車をたくさん持つようになると、神さまに頼ることを忘れてしまうからです。ヨシュアは神さまのおっしゃったとおりにしました。

 二月九日(金)    ヨシュア十一16〜23

     カナンの地の王様たちは次々に、イスラエルを攻めてきましたけれど、ヨシュアはその王様たちを次々に打ち破っていきました。しかし、その背後には神さまの働きがありました。

 二月十日(土)    ヨシュア十二1〜24

     イスラエルの打ち破っていった王様のリストです。その土地をイスラエルの人たちは部族ごとに分けていきました。神さまが昔、アブラハムに約束しておられた通りでした。でもその約束が本当になっていくためにはイスラエルの人たちは一つ一つ戦いに勝っていかなければならなかったのです。