ヨシュアが死んでしまうと、ヨシュアが心配していたように、イスラエルの人たちは神さまから離れて自分勝手に生きるようになります。そして国はガタガタになってとても大変な時代になるのです。でも、神さま助けてと神さまのところに帰ってくるときに、神さまは士師と呼ばれるリーダーを送って助けてくださいました。ところが、大変なことがなくなると、イスラエルの人たちはまた神さまから離れる。そんなくりかえしでした。神さまはそんなイスラエルのために新しいことを始めようとしておられました。新しい時代が始まろうとしていました。
□ 二月十八日(日) 1サムエル一1〜8
ハンナさんには子どもがいませんでした。昔は子どもがいない女の人はいろいろといやがらせをされることも多かったのです。家のみんなで神さまを礼拝に行くときも、ハンナさんは寂しくて悲しくてたまりませんでした。でも神さまはハンナさんのために特別な御計画をもっておられたのです。
□ 二月十九日(月) 1サムエル一9〜18
ハンナさんは悲しくて悲しくて、神さまにお祈りしました。泣きながらお祈りしていました。自分の悲しい気持ちをみんな注ぎ出すようにしてずっとお祈りしていました。けれども最後にはハンナは立ち上がります。もう泣くのはやめます。神さまが聞いてくださったと信じたのです。
□ 二月二十日(火) 1サムエル一19〜28
神さまはハンナのお祈りを聞いて、ハンナに男の子をくださいました。ハンナは神さまに特別な約束をしていました。男の子が生まれたら、神さまの御用のためにささげますという約束でした。ハンナはその約束を守りました。
□ 二月二一日(水) 1サムエル二1〜11
ハンナは神さまの前に心から喜び、感謝をささげました。あなたのような神さまは他にはいません、と心からの賛美をささげます。どんなに力のある人も、神さまにはかないません。神さまが守り、神さまが力を与え、神さまがすべてを知って、神さまが救ってくださるからです。
□ 二月二二日(木) 1サムエル二12〜21
そのころ神さまのお仕事をしていたのは祭司のエリでした。でもエリの子どもたちは神さまのことを恐れていませんでした。そんな中でハンナの子サムエルは小さいころから神さまのお仕事を手伝いました。
□ 二月二三日(金) 1サムエル二22〜36
エリの子ホフニとピネハスはお父さんの言うことを聞かないで、悪いことを続けていました。悪いことをしているのに悔い改めないことはおそろしいことです。神さまはエリの家にさばきがのぞむことを予告されました。けれどもサムエルは神さまにも人にも愛される子として育っていきました。
□ 二月二四日(土) ピリピ四6〜7
私たちはいろいろなことが心配になってしまうことがあります。でも、まず神さまに感謝しましょう。そしてどんなことでも神さまにお祈りしましょう。神さまは私たちのお祈りを聞いてくださり、私たちの心に神さまの平安を与え、私たちを守ってくださいます。