サムエルもやがて歳をとっていきました。でも残念なことにその子どもたちはサムエルのように神さまに従おうとはしませんでした。みんなの中にもお父さんやお母さんと教会に来ている人たちがいるでしょう。でもどんなにおうちの人たちがすばらしいクリスチャンでも、子どもであるみなさんは自分でイエスさまを信じて歩むことが大切です。誰もみんなの代わりにお祈りしたり、聖書を読んだり、教会に行ったり、信じたりすることはできないからです。みんなが小さいときから教会にきているのはすばらしいことです。神さまはみんな一人一人に、期待しておられるのです。
□ 三月四日(日) 1サムエル八1〜22
イスラエルの人たちは「王様がほしい」と言い出しました。自分たちが周りの国よりも弱いのは王様がいないからだと考え出したのです。でも自分たちの本当の王様が神さまで、実はこの本当の王様の言うことを自分たちが全然聞いていないと言うことが分かっていませんでした。
□ 三月五日(月) 1サムエル九1〜14
神さまが一人の王様を選ばれました。そしてその王様が神さまを恐れて国を正しく導いていくことによって国を救おうとされたのです。サウルさんです。サウルさんはろばを捜してやってきて、サムエルさんに会います。神さまが導いておられたのです。
□ 三月六日(火) 1サムエル九15〜27
サウルは小さい家の出身で、背はとても高かったのですが、謙遜な人・えばらない人でした。そして神さまはそんなサウルを選んでくださいました。神さまはいばっている人はお使いになることができないのです。
□ 三月七日(水) 1サムエル十1〜16
昔、大事な神さまのお仕事を誰かに任せるときに、その人の頭に油を注ぎました。サウルも王様になるとき、油を注がれました。王様として選ばれ、神さまの霊が注がれて、サウルの中に新しい心が与えられました。人間のがんばりや真面目さだけで、神さまからまかされた仕事をやりきることはできません。
□ 三月八日(木) 1サムエル十17〜27
サウルが王様に選ばれたとき、神さまに心を動かされてサウルについていった人たちもいれば、文句を言いい、サウルをバカにした人たちもいました。神さまが誰かを選ばれたときに喜んで協力してあげらるといいですね。
□ 三月九日(金) 1サムエル十一1〜15
ヤベシ・ギレアデがアンモン人に責められたときにサウルは立ち上がって、イスラエルの人たち一緒に敵と戦います。神さまはサウルに勝利を与えてくださいました。神さまの霊が注がれて、サウルに力が与えられたのです。
□ 三月十日(土) 1サムエル十二1〜25
サムエルは歳をとっていよいよ引退です。サムエルは神さまよりも王様を求めたイスラエルの人たちに、何を気をつけなければならないかを教えました。イスラエルの人たちは何よりまず、主に従い、主に仕えることが大切でした。サムエルもイスラエルの人たちのためにお祈りし続けることを約束しました。