神さまはイスラエルのために新しい王様を選ばれました。ダビデです。ダビデはエッサイ家の末っ子で、羊の世話をしていました。まだ子どもでした。でも神さまはそんなダビデを選んでくださったのです。ダビデはすぐに王様になったのではありません。長い間、待たなければなりませんでした。王様に選ばれて、油を注がれてからのダビデの人生は大変なことがたくさんありました。でも、神さまはダビデといっしょにいてダビデの人生をずっと導いてくださったのです。神さまはみんなにも特別なお仕事をしてほしいと願っておられます。そしてそのためにもたくさん準備があるのです。
□ 三月十八日(日) 1サムエル十七1〜40
またペリシテ人との戦いです。ペリシテ人の方から大きなゴリアテが出てきたときに、イスラエルの人たちはみんな恐くて隠れてしまいました。でもダビデは怖がりませんでした。神さまが一緒にいてくださったら、何もこわがることはないと知っていたからです。
□ 三月十九日(月) 1サムエル十七41〜58
誰もダビデが勝つとは思っていなかったことでしょう。でもダビデは何も心配していません。主が戦ってくださり、主が救いを与えてくださると信じていたからです。そして本当に神さまはダビデにゴリアテをやっつけさせてくださいました。
□ 三月二十日(火) 2サムエル五1〜25
さて時がたって、神さまがおっしゃっていたように、ダビデはイスラエル全体の王様になりました。ダビデは王様になっても神さまにお祈りし、神さまに聞いて進んでいきました。神さまはそんなダビデと共にいて勝利を与えてくださいました。
□ 三月二一日(水) 2サムエル六1〜23
ダビデは神の箱を自分の王宮のそばにおいておきたいと思いました。そうすれば、この国では神さまが中心なのだということがよく分かります。神の箱がエルサレムに上ってくるとき、ダビデは他の人にどう見られるかということなど何も気にしないで、心から喜んで踊りました。神さまが大好きだったからです。
□ 三月二二日(木) 2サムエル七1〜29
ダビデは神さまのために家を建てたいと思いました。自分ばかり大きな御殿に住んでいるは申し訳ないと思ったのです。でも神さまはダビデに、「私の方があなたのために家を建てるから」とおっしゃってダビデの子孫が代々王様になることを約束してくださいました。
□ 三月二三日(金) 出エジプト十四10〜31
神さまは力のあるお方です。ダビデより五百年ほど前に、エジプトで奴隷だったイスラエルを救い出し、紅海を二つに分けて海の中に道を造ってくださいました。神さまが戦われるから、その与えてくださる救いを見なさいと神さまはおっしゃったのです。
□ 三月二四日(土) 出エジプト十五1〜18
モーセとイスラエルの人たちは神さまに向かって高らかに賛美をささげました。主が勝利を与えてくださった。主はくすしき、驚くほどの、不思議なことをしてくださったと賛美しました。神さまに感謝しないではおられなかったのです。