聖書だ! ワクワク

 あーあ、アダムとエバのおかげで大変なことになったと言わないで。きっと私たちでもやっぱり罪を犯していたと思うから。でもそれなら、何で神さまは私たちが罪を犯さないように、犯せないように造らなかったのだろう。神さまは私たちをロボットにはしたくなかった。何も考えないお人形にはしたくなかった。神さまを好きとも言える、嫌いとも言えるそんなものとして造って、そんな自由をもった人間が神さま愛してますと言うことを願っておられたのです。


□ 四月二七日(日) 創世記四1〜7
 アダムとエバには二人の子どもが生まれます。カインとアベルです。アベルのささげものは喜ばれたのですが、カインのささげものは神さまに受け入れていただけません。神さまはカインの心を見ておられました。そして、神さまはカインに考えてほしかったのでしょうね。
□ 四月二八日(月) 創世記四8〜16
 カインは怒っていたでしょう。アベルをねたみ、うらんでいたでしょう。そして、その結果は恐ろしいものでした。カインはとうとう弟アベルを殺してしまいます。世界で最初の殺人事件が起こります。みんなの心は大丈夫ですか?
□ 四月二九日(火) 創世記四17〜24
 カインの子孫の中には優秀な人たちがたくさんいました。でも彼の怒りや恨みといった闇の力も代々受け継がれていきます。もっともっと強力になって受け継がれていきます。この闇の力から救うことができるのは神さまだけです。
□ 四月三十日(水) 創世記四25〜26
 アダムとエバは二人の子どもをなくしますが、神さまは二人にセツを与え、また孫のエノスを与えてくださいます。エノスが生まれたころから人間は神さまを呼び、祈るようになります。一番大切なことが何かがまた分かってきたのです。
□ 五月一日(木) 創世記五1〜5
 アダムは神の形に造られました。そして神さまはアダムを祝福してくださいました。でもアダムたちが罪を犯したとき、その子どもたちはアダムにそっくりでした。顔かたちだけではありません。罪深さも子どもに伝わっていったのです。
□ 五月二日(金) 創世記五6〜24
 「○○歳になって□□を生んだ・・そして彼は死んだ」という言葉が続いていきます。みんな長生きですね。でもやっぱり死んでいきます。ただエノクは特別でした。エノクは神とともに歩んだと聖書は言っています。あなたも神さまとともに歩んでください。
□ 五月三日(土) 創世記五25〜32
 ノアの誕生までのことが書かれています。ノアはお父さんたちの慰めでした。どんなに仕事が大変でも家に帰ってノアに会うと元気が出てきたのでしょう。みんなも誰かに元気があげられるでしょうか。