聖書だ! ワクワク

 ヤコブは自分の家を離れるのは始めただったでしょう。お父さん・お母さんともお別れでした。そしてそれから、ヤコブがお母さんのリベカに再会したという記事は聖書にはありません。たぶん、本当にこの世のお別れになってしまったのでしょう。ヤコブは遠い国にやってきました。初めておじさんとその家族に会いました。そして一緒に暮らし始めます。でも、ヤコブは後々、このラバンおじさんに大変な目にあわせられることになります。


□ 八月十日(日) 創世記二九1〜14
 神さまはヤコブと一緒にいてくださいました。お母さんの故郷の町にもたくさんの人がいたはずです。でも神さまはちゃんとヤコブをラバンおじさんの家に導いてくださいました。心細かったヤコブですから、どんなにうれしかったことでしょう。
□ 八月十一日(月) 創世記二九15〜20
 ヤコブはラバンおじさんの次女のラケルが大好きになりました。ラケルはとてもきれいで、かわいかったのです。ヤコブはラケルのために七年間働きます。ラケルと結婚できるかと思ったら、何でもありませんでした。
□ 八月十二日(火) 創世記二九21〜30
 とうとう結婚式の日が来ました。でもヤコブのところに来たのはラケルではなくお姉さんのレアでした。ラバンおじさんにだまされたのです。ヤコブはラケルのために、また七年間ただで働くことになってしまいます。
□ 八月十三日(水) 創世記二九31〜35
 ヤコブははっきり言ってレアは嫌いでした。でも、神さまはそんなレアのことも愛していてくださいました。そしてレアは次々にヤコブに四人の男の子を産みます。寂しかったレアですが、心から神さまを賛美したのでした。
□ 八月十四日(木) 創世記三十1〜24
 お姉さんにばかり子どもが生まれるのを見たラケルは悔しくてたまりません。お姉さんと子どもの数で戦います。子どもの数ではやはりレアの側の方が多かったのですが、神さまはついにラケルにもヨセフという男の子を与えてくださいました。
□ 八月十五日(金) 創世記三十25〜43
 ラバンおじさんのところで十四年。ヤコブはそろそろ自分の故郷に帰りたくなりました。でもなかなかおじさんはヤコブを放してくれません。でも神さまはヤコブと一緒にいてヤコブを祝福してくださいました。
□ 八月十六日(土) 創世記三一1〜16
 おじさんのところで二十年。おじさんもヤコブに冷たくなってきました。ヤコブが祝福されるのがおもしろくなかったのです。神さまはヤコブにお父さんのところに帰るようにおっしゃいます。