聖書だ! ワクワク

 家に帰るのはいいのですが、でもヤコブの頭にはすぐにカンカンになって怒っていたエサウ兄さんのことが浮かんだことでしょう。仲直りできたらどんなにしあわせでしょう。「もう、いいよ」「怒っていないよ」と言ってもらえたらどんなにうれしいでしょう。もちろん、ヤコブは神さまが自分と一緒にいてくださること、自分をこれまでも祝福してくださったことをよく知っていました。でもやっぱり不安でした。ごめんなさいって言うのは本当に勇気がいるね。


□ 八月十七日(日) 創世記三一17〜42
 ヤコブはラバンおじさんには黙って家族と持ち物を全部持って、出発しました。ラバンに言ったら絶対に許してくれないでしょう。そのことを知ったラバンはヤコブを追いかけてきます。でも神さまがラバンを止めてくださいました。ヤコブは守られたのです。
□ 八月十八日(月) 創世記三一43〜55
 ラバンとヤコブは約束をします。ヤコブはラバンの娘たちを妻として大事にすること、そして、ヤコブもラバンも、お互いにお互いを大事にすることでした。ラバンはヤコブを祝福して帰っていきます。
□ 八月十九日(火) 創世記三二1〜8
 ヤコブは道を進んでいきます。その時に神の使いたちがヤコブに会います。ヤコブは神さまの軍隊に守られていたのです。けれども、そんなヤコブに届いたのはエサウが四百人を連れてやってくるということでした。ヤコブは心が不安でいっぱいです。みんなも不安で心がいっぱいになることあるかな。
□ 八月二十日(水) 創世記三二9〜21
 ヤコブは神さまにお祈りします。神さまの祝福の言葉にすがってお祈りするのでした。でもそれでも安心できなくて、プレゼント作戦をします。ヤコブはお祈りしてもまだ心配だったのです。
□ 八月二一日(木) 創世記三二22〜32
 ヤコブは夜一人、ヤボクの渡しに残って一人の人と組みうちをします。神さまに真剣勝負でお祈りしたのだろうと言われています。ヤコブは「祝福してくださらないならあなたを去らせません」としがみついたのでした。
□ 八月二二日(金) ヘブル十一1〜6
 神さまはご自身を求める者に答えてくださいます。神さまの恵み、神さまの祝福、そのご真実にすがることが信仰なのです。そして、神さまはそんな私たちを喜んでくださいます。
□ 八月二三日(土) マタイ七7〜12
 神さまは私たちを愛してくださっていますから、いつでも私たちによいものをくださいます。だから私たちは安心して、信じて、あきらめないで、疑わないで求めるのです。求め続けるのです。神さまは私たちの求めにも必ず答えてくださるからです。