聖書だ! ワクワク

 ヤコブはどんなにドキドキしながらエサウと再会したことでしょう。でもヤボク川のほとりで、神さまに祝福の約束をいただいたヤコブは先頭にたってエサウ兄さんに近づきます。みんなはけんかしたことがありますか。口もきかなかった相手と仲直りしたことがありますか。どっちが先にあやまりましたか? 今、あの人は自分のこと怒っているだろうなあという誰かはいませんか。どうしたら仲直りできるだろうね。


□ 八月二四日(日) 創世記三三1〜11
 お兄さんのエサウは四百人を連れてやってきます。けれどもヤコブは家族の先頭に立ってお兄さんに近づいていきます。心配で心がいっぱいだったかもしれません。でも、お兄さんは走ってきてヤコブを迎えたのでした。二人は二十年ぶりの再会を泣いて喜びました。どれほどうれしかったでしょうか。
□ 八月二五日(月) 創世記三三12〜20
 エサウ兄さんはヤコブを道案内しながら一緒に道を行こうと言いますが、ヤコブはそれを遠慮します。そしてヤコブはセイルには行かず、スコテに家を建てて住むのでした。ヤコブはまだ神さまもエサウ兄さんも信じ切れなかったのでしょう。
□ 八月二六日(火) 創世記三四1〜17
 スコテの町で大変なことが起こります。ヤコブの娘のデナがシケムによって乱暴されてしまったのです。けれどもシケムはデナを本当にお嫁さんにしたいと思いました。しかし、ヤコブの子たちは恐ろしい考えをもっていました。
□ 八月二七日(水) 創世記三四18〜31
 シメオンとレビは怒ってとんでもないことをしてしました。シケムの町をだまして襲い、その町の男性を全部殺してしまいまったのです。人間は怒るととても怖いことを考えます。怖いことをやり始めます。
□ 八月二八日(木) 創世記三五1〜8
 ヤコブがまたピンチになっていた時、神さまがヤコブに語られました。神さまはベテルに行って、礼拝をささげるようにと求められたのです。ヤコブが二十年前にそこで、神さまに約束をしていたからです。
□ 八月二九日(金) 創世記三五9〜15
 神さまはヤコブに現れてヤボク川でもおっしゃっていたように、ヤコブに「イスラエル」という新しい名前を与えてくださいました。そして、アブラハム、イサクと結ばれた約束をイスラエルにも与えられたのです。
□ 八月三十日(土) 創世記三五16〜29
 ラケルに二人目の男の子が生まれました。ベニヤミンです。けれどもラケルはベニヤミンを産んで間もなく死んでしまいます。ヤコブのお父さんのイサクも死んでいきます。けれども祝福の約束は受け継がれていったのでした。