聖書だ! ワクワク

 さあいよいよクリスマスが近づいてきます。クリスマスとは「イエスさまのお祭り」という意味です。イエスさまのお誕生を世界中でお祝いします。ただ、本当はイエスさまが何月何日に生まれたかは分からないんです。だんだん昼の時間が長くなり始める冬至の季節に本当の光であるイエスさまのお誕生をお祝いすることに決めたのです。


□ 12月21日(日) マタイ二1〜12
 イエスさまが生まれてからしばらくして、王様が生まれたしるしの星を見たからと言って、東の国の博士たちがはるばる旅をしてやって来ました。救い主が生まれたことを知ったとき、怒った人、不安に思った人もいたけれど、本当に救い主を捜して、礼拝した人はとても少なかったのです。でも礼拝した人たちはみんな大きな喜びに満たされたのでした。
□ 12月22日(月) マタイ二13〜15
 天使がヨセフに、エジプトに行くようにと言った時、ヨセフは起きて、その夜のうちに家族を連れて、エジプトに出発しました。神さまは赤ちゃんのイエスさまを守られたのでした。
□ 12月23日(火) マタイ二16〜18
 ヘロデは救い主を礼拝しようとは思っていませんでした。かえって、王である自分の地位が危なくなるかもしれないと思いました。だから絶対に、その赤ちゃんを殺そうとしたのです。人間の考えることは怖いことですね。
□ 12月24日(水) マタイ二19〜23
 ヘロデ王もやがて死んでいきました。ヨセフとマリヤとイエスさまはまた神さまのお告げの通りにイスラエルに帰って行きます。そして、神さまに導かれてガリラヤ地方のナザレという小さい村に住みました。これも旧約聖書に書いてあるとおりでした。
□ 12月25日(木) ヨハネ一1〜5
 クリスマスおめでとう!イエスさまは光として命の言として、この世に来てくださいました。どんな暗い世の中も、どんなに沈んだ心もイエスさまが来られると明るくなります。悪魔の力はイエスさまにはかないません。
□ 12月26日(金) ヨハネ一9〜13
 イエスさまはすべての人を照らしてくださる光です。イエスさまを信じる人には神の子になる力が与えられます。どんな家に生まれたかと、どれだけお金があるかとか、どれだけ真面目かとか、どれだけ頭がいいかではないのです。
□ 12月27日(土) ヨハネ一14〜18
 イエスさまは神さまです。けれどもイエスさまは人になってこの世に来てくださいました。私たちは見えない、霊なる神さまは分からないのです。でも人になって来てくださったイエスさまを見ていると神さまが分かってきます。