聖書だ! ワクワク

 「神のものは神に返しなさい」とイエスさまはおっしゃいました。神のものとは何でしょう。神さまは私たちが何かさしあげないと、お困りになるのでしょうか。たとえば私たちが献金しないと、ピンチになるのでしょうか。お手伝いをしてあげないと、できないことがたくさんあるのでしょうか。いいえ、神さまは何かしてあげないと困るようなお方ではありません。では、私たちが神さまに何かをささげるというのはどういうことなのでしょうか。神さまはささげる私たちの心を見ておられるのです。


□ 2月8日(日) マルコ十二13〜17
 イエスさまはカイザルに税金をおさめなさい、でも同時に「神のものは神に」とおっしゃいます。神さまにささげるべきものをよそに使ってはいけません。神さまを一番にすることを忘れてはいけないのです。
□ 2月9日(月) マルコ十二18〜27
 神さまはモーセに「わたしはアブラハムの神だった」とはおっしゃいませんでした。もうとっくに死んだアブラハムも、イサクも、ヤコブも、神さまのみもとで今も生きている。人間は死んで終わりではないのです。
□ 2月10日(火) マルコ十二28〜34
 聖書の中にはいろいろ戒めがあるけれど、第一のものはどれでしょう。あれをするとかしないとか、ということ以上に、神さまを愛し、あなたの隣りにいる人を愛することなのです。
□ 2月11日(水) マルコ十二35〜40
 律法学者たちは聖書のことをよく知っていました。みんなの前でりっぱなお祈りもできました。でも、いつでも気にしているのは他の人にどう見えるかということばかりでした。そして人の見ていないところでは悪いことをしていました。でも神さまはご存じでした。
□ 2月12日(木) 1コリント六19〜20
 このところでは、あなたのからだは神さまのものと言われています。だから、私たちは自分の体を大切にします。そして自分の体を神さまにささげて、神さまのお仕事をするのです。
□ 2月13日(金) 詩篇五十1〜15
 あれをささげる、これをささげると言っても、世界のものは全部神さまのものです。私たちの持っているものも神さまが私たちにくださったものばかりです。大事なのは、神さまに心からの感謝をささげることです。神さまとの約束を守り、神さまに祈り求めることです。
□ 2月14日(土) マラキ三6〜12
 私たちがいただくものの十分の一は神さまのものです。おこづかいをもらったら、その十分の一を神さまにささげましょう。神さまは十分の一を献げる人を豊かに祝福してくださいます。