聖書だ! ワクワク

 先週の水曜日から教会ではレント(受難節) といって、イエスさまの十字架を思う時が始まりました。一日は、この受難節の第一主日になります。イエスさまは神の子なのに人になってこの世に下り、何も罪を犯しておられないのに、私たちの罪を身代わりに負って十字架で死んでくださいました。そして、自分の罪を認めて、イエスさまを救い主として信じる人は救われるのです。私たちはイエスさまがしてくださったことを思いめぐらしながら、この時を過ごしたいと思います。


□ 3月1日(日) マルコ十四1〜11
 ナルドの香油はとても高価で貴重なものでした。けれども、この女はその壺を壊して、全部イエスさまの頭に注ぎかけました。ある人たちは「むだなこと」と言いましたが、イエスさまはこの女のしたことを喜ばれました。
□ 3月2日(月) ルカ七36〜50
 ここには別の女の人が泣きながら涙でイエスさまの足をぬらし、香油を塗ったことが書かれています。この女は「罪の女」として有名でした。でも、この人はその多くの罪がゆるされたのがうれしくてたまらなかったのです。
□ 3月3日(火) ルカ十38〜42
 マリヤはイエスさまのお話に聞き入っていました。マルタはいらいらしましたけれど、でもイエスさまはマリヤがイエスさまのお話をじっと聞いているのがとてもうれしかったのです。とても大切なことと思われたのです。
□ 3月4日(水) ヨハネ十二1〜11
 ヨハネは日曜日に出てきた女の人をはっきりマリヤと言っています。マリヤは今、それをしないと間に合わないことを知っていました。イエスさまもそれを喜ばれました。しかし、イエスさまはもっと大きな犠牲をはらわれたのです。
□ 3月5日(木) 2コリント二14〜17
 私たちはキリストのかおりです。人々は私たちと出会うときに、イエスさまがどういうお方かを思い起こすのです。また、神さまは私たちを喜んでくださるのです。
□ 3月6日(金) エペソ五1〜2
 イエスさまは、十字架で、神さまの前にご自身をささげられました。それはどんな高価なささげもよりも、ずっとずっと高価な尊いささげものでした。そして、この尊いささげもののゆえに、私たちは神に愛される子と呼んでいただけるのです。
□ 3月7日(土) エゼキエル二十40〜41
 神さまの前にささげるときには一番よいものをささげなければなりません。ある人たちはもったいないと言ったとしても、神さまにどれだけささげても、高価すぎることはありません。神さまはささげる私たちを受けいれてくださるのです。