聖書だ! ワクワク

 教会ではイエスさまが定められた二つの礼典をとても大切なものとして守ってきました。一つは洗礼式であり、これはイエスさまを信じるときに受けるものです。これは一生の中で一度だけです。そしてもう一つは聖餐式です。洗礼を受けた人たちがパンとぶどう液をみんなでいただきます。今日の聖書の箇所は、イエスさまが最初の聖餐式をなさったときの記事です。ちょうどそれは、イスラエルの人たちがエジプトから解放されたことを記念する、過越の祭りの時でした。イエスさまは、その血潮で私たちを罪から解放してくださったのです。


□ 3月8日(日) マルコ十四12〜16
 過越の祭りには小羊が殺されて、その血が家の入り口の柱とかもいに塗られました。その血はイスラエルの人たちを災いから救うしるしだったのです。
□ 3月9日(月) マルコ十四17〜21
 イエスさまはそこで一緒に食事をしている中の一人が自分を裏切るとおっしゃいました。イスカリオテのユダもそこにいました。イエスさまはユダに悔い改めて欲しかったのです。そして何回もチャンスをくださっているのです。
□ 3月10日(火) マルコ十四22〜25
 イエスはパンを裂いて与え、杯をも与えられました。それは十字架の上で裂かれるイエスさまの体、流される血を表していました。イエスさまの十字架のゆえにだけ、私たちは生きるのです。
□ 3月11日(水) 1コリント十一23〜29
 この聖餐を受けるたびに、私たちはイエスさまの十字架を思い起こし、今もそのイエスさまがいてくださることを思い、主がもう一度来られる時を待ち望むのです。だから、私たちはこの聖餐式を大切に守るのです。
□ 3月12日(木) エレミヤ三一1〜14
 エレミヤは南ユダ王国がバビロンに滅ぼされる時代に、ユダで預言しました。人々は神に背き、国は滅びようとしています。けれども、エレミヤは涙を流しながら、「限りない愛をもって」愛しておられる神を語るのです。
□ 3月13日(金) エレミヤ三一15〜26
 イスラエルは神に背いて、神の裁きを受けようとしています。けれども、神は、イスラエルを「忘れることができない」と愛をもって、人々がその悪い歩みを悔い改めて、帰ってくることを待っておられました。
□ 3月14日(土) エレミヤ三一27〜34
 イエスさまは最初の聖餐式の時、「新しい契約」とおっしゃいました。それはエレミヤが五百年以上前に預言していたことでした。イエスさまを信じることによって罪がゆるされるという新しい道が開かれたのです。