聖書だ! ワクワク

 絶対にイエスさまについていきますと言えた弟子たちは、本当に勇気があったと思います。そして、みんな心からイエスさまとどこまでも一緒にいたいと思っていたのです。けれども、弟子たちの決心や自信はあっという間にふっとんでしまいます。みんなイエスさまを見捨てて逃げて行き、ペテロも、イエスさまを三回も知らないと行ってしまいました。自分の力でイエスさまを信じ、ついて行ける人はいません。こんな弱い私たちだからこそ、イエスさまの救いが必要なのです。


□ 3月22日(日) マルコ十四43〜54
 ユダはイエスさまを裏切り、他の弟子たちもみんな逃げていきます。でもイエスさまは逃げませんでした。みんなをやっつけませんでした。聖書の言葉が成就するために、どこまでも神さまの御心の中を歩んでいかれたのです。
□ 3月23日(月) マルコ十四55〜65
 イエスさまは本当にキリスト、神さまが送られた救い主でした。でもイエスさまがそうおっしゃった時に、みんなうそだと言いました。イエスさまのおっしゃることを信じなかったのです。信じてください。イエスさまは本当にあなたの救い主なのです。
□ 3月24日(火) マルコ十四66〜72
 ペテロはイエスさまの後を、こっそりついていきました。でも、あなたはイエスの仲間だと言われた時に、「そうです」と言えませんでした。ペテロはイエスさまのお言葉を思い起こします。ペテロのいやしがそこに始まっていました。
□ 3月25日(水) ルカ二二31〜34
 イエスさまはペテロに、「あなたのために祈った」とおっしゃいました。イエスさまは、あなたのためにも祈ってくださいます。イエスさまはあなたを見捨てておられないのです。
□ 3月26日(木) ルカ二二54〜62
 イエスさまは振り向いて、ペテロを見つめられました。どんなお顔だったでしょうか。ペテロは自分の失敗・弱さ・罪深さを知らされて泣くのです。でも、そんなペテロにも神さまのまなざしは注がれていました。
□ 3月27日(金) 1ペテロ一1〜12
 ペテロはずっと後に、イエスさまを信じて、試練の中にいる人たちに手紙を書きました。神さまが自分たちに与えてくださっている望みは決してなくなることはない。ペテロはみんなを励ましました。
□ 3月28日(土) 1ペテロ一13〜25
 イエスさまはその尊い血によって私たちを罪の中からあがないだしてくださいました。私たちの信仰も救いも望みも、みんな自分たちのがんばりによってではなく、神さまとそのお言葉によっていることをペテロは自分の経験を通しても良く知っていたのです。